花巻市在住の大川彰氏は、1998年に安代漆工技術研究センターを修了した私たちの先輩です。
その後輪島で蒔絵の修行をし、現在は岩手県内の多くの蒔絵の仕事をこなしています。
蒔絵(まきえ)は、漆で描いた下絵の上に金粉などを蒔く、漆による絵画的表現です。
今回氏のご厚意で「水琴窟の蒔絵ネックレス」を販売させていただくことになりました。
非常に繊細で・・・金属製の鈴に漆で塗装されています。
手のひらで転がすときれいな音が響きます。
上画像の蜻蛉、美しくて、でも見ていると切なくなります
上画像のアサガオは、花弁に螺鈿を使っています。
複数の素材と、それが合わさった密度感、そして音、写真では表現が難しいです。
下画像くらいの大きさ。
売場ではLEDライト付きのルーペを準備しています。
来月6日からのお台場トヨタメガウェブでの「エキチカの漆市vol.6」で販売いたします。
今回は今まで以上に多くの漆工芸品が集まります。100種を超えるかと思います。
お近くにお越しの際は是非、お立ち寄りください。