岩手の作家の製作する漆器、二種を紹介いたします。
「漆工汽水」佐々木春奈氏製作の「こもり椀」。
発売から3年がたちます。従来の汁椀とは少し違う、新しいかたち、エキチカの漆市では一番人気のある漆器です。
「こもり椀」朱色・溜色 各一客8,800円(税込)
汁椀としても、飯椀としてもお使いいただいております。
底部の段差がとても持ちやすいです。
朱・溜とも浄法寺漆独特の色合い。
少し写真ではライトが強すぎました・・・
佐々木春奈氏は花巻市で製作活動を行っています。
独立して三年、今では岩手の漆器を支える中核塗師になっています。
「漆工内記」内記友和氏製作の「DOME」
日本クラフト展入選作。こちらもエキチカの漆市では人気のある漆器です。
持った時のバランスがよく、この漆器から漆工内記ファンになった方も
黒がメインですが、焦げ茶が入荷しています!
塗の美しさはさすがです。
底面には漆工内記のマークが入ります。
ていねいな仕上げが特徴の内記氏。
独立から9年、多くのプロダクトの下支え・修理を行っている氏ですが、
今年は自身の作品製作にも注力するようです。期待しています。
エキチカの漆市活動ですが、お客様と漆職人との対面販売を基本として活動してまいりました。
しかし、昨今の事情を鑑みますと対面販売(催事)は危険を伴うと考えられます。
事態が落ち着くまで、催事が再開できるまで、期間限定ですが通信販売を行おうと考えています。
サイトは現在製作中ですが(出来ましたらまたご連絡いたします)、
今回ご紹介いたしました漆器を含め、商品は揃っておりますのでご購入のご希望ありましたらコメント欄よりお問い合わせください。
エキチカの漆市 稲垣元洋