旭光学(現ペンタックスリコー)のタクマーレンズ50mm F1.4。
製造は1970年前後だと思います。
人間が見たままの明るさが「F1」とされ、このレンズの持つ
「F1.4」という数値はレンズの中では明るい部類。
このレンズの画角50㎜はフィルムカメラで使う場合、
標準ですが、私の使っているミラーレス機に組み合わせると、
倍の100㎜になり、望遠レンズの範疇になります。
私の持っているレンズの中では最も個性的な写りをするレンズです。
明るい場面や順光では、きちっとした写りをします。
このレンズの個性は、
・日蔭で少ない光を拾う時の感じ
・微妙にパステル調な発色
・背景の独特なボケ感
だと私は思います。
光が乱れるので長めの金属フードを付けています。
システムが大きくなります・・・・
被写界深度(ピントが合う範囲)が浅く、
使いやすくはないのですが、独特の画像が好きで、
手放せないです。