Aonsiwate Blog

フライロッド・漆器製作と岩手のくらし覚書

雪が降った

2015-01-31 15:23:51 | 日記・日常

  

 久しぶりに、結構な量の雪が降った。

 積雪50cmくらい。

  

  

 風のない夜で、電線の上にも、

 枝の上にも積もった。

  

  

  犬は・・・

  

  

  やっぱり嬉しそう。

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  雪の中を一時間散歩。汗かきました。


火花

2015-01-28 16:21:20 | 日記・日常

  

  チタン製ガイドのフレーム加工。

  ガイドの「足」の部分を削って、

  釣竿に糸で巻きつけたときすっきりするように

  加工。

  

  

  チタンガイド一個では重さの違いを感じないけれど、

  50個100個集まると軽さが分かる。

  また、硬さも削ってみるとはっきり分かる。

  ステンレスよりも硬く、

  グラインダーで飛び散る火花も多い。

  

  

  

  


釣竿のガイド

2015-01-25 14:16:27 | フライフィッシング

  

  釣竿には大きく分けて

  竿の先端に糸を取り付けて使う竿と、

  竿の手元部分にリール(糸巻き)を付け使う竿

  の二種類がある。

  

  前者は竿の長さ+糸の長さの範囲で、

  ダイレクトな釣りを行うことができる。

  後者は、糸巻きにストックしてある糸を利用して、

  より広範囲に仕掛けを飛ばして釣ることができる。

 

  後者の場合には、手元に近いリールから、

  竿の先端まで糸を竿に添わせる必要がある。

  そのため、竿に「ガイド」という部品を取り付け、

  そこに糸を通すことになる。

  

  下の画像は比較的古く、旧式とされるガイド。

  一番右は古いガイドで、釣り糸の通る部分に

  瑪瑙(メノウ)を使って滑らかに糸が滑るように工夫されている。

  右から二番目は糸の通るリングにタングステンを磨いたものを

  使い糸通りが滑らかになるようにしている。

  

  

  

  左二点は糸の通るリングに熱伝導率の高い(釣糸の摩擦で出た熱を逃がしやすい)

  合金を使用したものだが、リングとフレームの柔軟性の違いを補うために

  ショック緩衝の樹脂を挟まねばならず、大きさの割に穴径が小さくなってしまっている。

  上画像のガイド四種はいずれもリング部分とフット(足)部分の間に

  ロウ付け(金属同士を接着した)部分があり、長年の使用で取れてしまうものもある。

  これらの欠点も、実際の使用にはあまり大きな問題になることは少なく、

  きちんと用途にあわせて使えば、問題なく釣りが出来る。

  また、雰囲気がとても良いので、私もよく使っています。

   

  でも、ガイドは日々進化していて・・・

  

  下画像のガイドは現在主流のガイド。

  フレーム部分は金属の板から繰り抜いて曲げた一体成型で、

  ロウ付け部分なしでとても強度がある。

  

  

  左三点のリング部分はSiC(ケイ素と炭素の化合物)で、

  硬さ、熱伝導ともに優れた素材。ここ二十年の主流。

  中二点はIP(イオンプレーティング)という特殊なメッキ技術

  (金属を加熱蒸発させて表面にぶつけるらしい・・)

  が使われており、メッキが剥がれにくい。

  また、一番左のガイドはフレームにチタンが使用されており、

  ステンレスのものより遥かに硬く、軽量。

  

   

 


遊漁証

2015-01-24 23:02:44 | フライフィッシング

  

  毎年購入してる県内共通遊魚証。

  これがあれば、岩手県内ほとんどの川で釣りをすることができる。

  とても便利。価格は1万円強で一年間有効。

  前に住んでいた神奈川にはこういった共通券がなく、

  毎年河川ごと(忍野、千曲川、道志川、相模川)に年間券を買っていました・・・

 

 

 

  釣りをしないとわからないのだけれど、

  川には漁業権が設定されていて、管理されている。

  釣りをするためにはその川の管理者(漁協など)に

  遊魚料を支払わなくてはならない。

 

  遊漁というのも変わった言葉で、

  川の漁師の職業としての「漁」に対して、

  個人の趣味の釣り(漁)を遊漁と呼ぶらしい。

  職業としての川の漁がほとんど行われていない

  現代では、少し不思議な言葉だと思う。

  

  で、遊漁証にも二種類あって、

  鮎を含む全ての魚を釣ることができる「全魚種」と、

  鮎以外の全ての魚を釣ることができる「雑魚」。

  鮎釣りはとても人気があって、収益が高く、

  別格の扱いで値段も高め。

  

  

  私はヤマメ・イワナを釣るので「雑魚」。

  昔は「雑魚」の字が大きくて、背中につけて歩くのはなんかなあ、

  自分はザコじゃないぞ、と思ったものですが、今は全く気になりません。