いつもの散歩道。
秋っぽい写真を撮っていると、小さな径を発見。
下っていくと、本流の河原に出た。
いいところだなあ
晴れたら明日も来よう。
いつもの散歩道。
秋っぽい写真を撮っていると、小さな径を発見。
下っていくと、本流の河原に出た。
いいところだなあ
晴れたら明日も来よう。
上塗りのための漆を調整。
上塗りは漆器製作の最終仕上げで、失敗したくない工程。
漆の硬化の速さの調整やゴミ(塵)の除去など、
上塗りの前に下準備しておく必要があります。
私は・・・この調整がちょっと苦手です・・・・
下画像は今回使用する浄法寺漆で去年精製されたものです。
通常漆は入手してすぐに使うことはできないと思います。
その漆の硬化の特徴を把握して、自分なりの「速さ」に調整する必要があり、
中に入り込んでいる塵も取り除く必要があります。
まずはチューブから漆を出してしまい、
チューブを開き、粘って壁面にこびりついた漆(漆を硬化させる酵素が濃密になっている)をはがし取り、
出した漆とよく混ぜます。
漆を濾します。
一回目の濾しは「荒濾し」で、和紙8枚を重ねて濾します。
小さな塵を濾し取ります。
複数人数で行うと早いのですが、一人では時間のかかる作業。
明日以降速さの調整をしながらもう一度荒漉しします。
滑らかで、香りのよい漆です。
この後、硬化のテストを行い、漆の硬化の速さの調整をします。
霜の降りた朝。
タンポポの綿毛についた水滴を撮って遊ぶ。
陽が当たる前は、凍っていたのかな。
写真を撮っていると、小さな水滴は少しずつ集まって、
綿毛の付け根で大きな水玉になった。
先日木地調整した椀。
下の画像は
木地調整→木固め→表面処理→一回目の塗り
を終えたところ。
回転轆轤(ろくろ)にかけて、水研ぎします。
重ね塗りの際は必ず研いで上に塗る漆の食いつきをよくします。
研ぎ終えたら水洗いし、内側から塗ります。
内側を塗ったら、一日おいて、
外側を塗ります。
外側を塗ったらその翌日は漆の硬化にあて、
翌々日にまた水研ぎします(一番上の画像に戻る)。
これを5回繰り返し、平滑な表面と、厚く強度ある塗膜を作ります。
その後、上塗りの工程に入ります。
家からちょっと遠くにあるヤマナシの山道。
古いリボンシトロンが入口。
ここでは、タヌキ・アナグマ・テン・カモシカ・キツネと遭遇したことがあります。
多彩。
多分、クマもいます。
昔はこの時期にヤマナシが落ちていたのですが、
6年前の大雪で木が折れてしまい、ずっと実を見ませんでした。
どうやら折れた木から伸びた枝が大きくなり、また実をつけ始めた様子。