Aonsiwate Blog

フライロッド・漆器製作と岩手のくらし覚書

川に降りる径

2015-10-26 21:05:16 | 日記・日常

いつもの散歩道。

 

 

 

 

 

 

秋っぽい写真を撮っていると、小さな径を発見。

 

 

下っていくと、本流の河原に出た。

 

 

いいところだなあ

 

 

晴れたら明日も来よう。

 

 

 

 

 


上塗用漆の調整

2015-10-24 23:08:09 | 漆と漆器

上塗りのための漆を調整。

上塗りは漆器製作の最終仕上げで、失敗したくない工程。

 

漆の硬化の速さの調整やゴミ(塵)の除去など、

上塗りの前に下準備しておく必要があります。

 

私は・・・この調整がちょっと苦手です・・・・

 

下画像は今回使用する浄法寺漆で去年精製されたものです。

通常漆は入手してすぐに使うことはできないと思います。

その漆の硬化の特徴を把握して、自分なりの「速さ」に調整する必要があり、

中に入り込んでいる塵も取り除く必要があります。

 

まずはチューブから漆を出してしまい、

 

 

チューブを開き、粘って壁面にこびりついた漆(漆を硬化させる酵素が濃密になっている)をはがし取り、

出した漆とよく混ぜます。

 

 

漆を濾します。

一回目の濾しは「荒濾し」で、和紙8枚を重ねて濾します。

小さな塵を濾し取ります。

 

 

複数人数で行うと早いのですが、一人では時間のかかる作業。

 

 

明日以降速さの調整をしながらもう一度荒漉しします。

 

 

滑らかで、香りのよい漆です。

 

この後、硬化のテストを行い、漆の硬化の速さの調整をします。

 

 

 

 


綿毛の水玉

2015-10-23 22:23:10 | 写真

霜の降りた朝。

 

 

タンポポの綿毛についた水滴を撮って遊ぶ。

 

 

陽が当たる前は、凍っていたのかな。

 

 

写真を撮っていると、小さな水滴は少しずつ集まって、

 

 

綿毛の付け根で大きな水玉になった。

 

 

 

 

 


研いで塗る。

2015-10-22 21:12:32 | 漆と漆器

先日木地調整した椀。

下の画像は

木地調整→木固め→表面処理→一回目の塗り

を終えたところ。

 

 

回転轆轤(ろくろ)にかけて、水研ぎします。

 

 

重ね塗りの際は必ず研いで上に塗る漆の食いつきをよくします。

 

 

研ぎ終えたら水洗いし、内側から塗ります。

 

 

内側を塗ったら、一日おいて、

 

 

 外側を塗ります。

 

 

外側を塗ったらその翌日は漆の硬化にあて、

翌々日にまた水研ぎします(一番上の画像に戻る)。

これを5回繰り返し、平滑な表面と、厚く強度ある塗膜を作ります。

その後、上塗りの工程に入ります。

 

 


ヤマナシの山道

2015-10-18 23:19:15 | 日記・日常

家からちょっと遠くにあるヤマナシの山道。

古いリボンシトロンが入口。

 

 

ここでは、タヌキ・アナグマ・テン・カモシカ・キツネと遭遇したことがあります。

多彩。

多分、クマもいます。

 

 

 

 

 

昔はこの時期にヤマナシが落ちていたのですが、

6年前の大雪で木が折れてしまい、ずっと実を見ませんでした。

どうやら折れた木から伸びた枝が大きくなり、また実をつけ始めた様子。