なんだかいろいろなことが目まぐるしい
深く細かく考えると滅入ってしまうので、
おおまかな流れを考えて、進めていく
慣れたことばかりだから、大概動けば解決するはず
もう少し頑張ろう
なんだかいろいろなことが目まぐるしい
深く細かく考えると滅入ってしまうので、
おおまかな流れを考えて、進めていく
慣れたことばかりだから、大概動けば解決するはず
もう少し頑張ろう
11月に入って、変化あり。
犬は大病で手術。
回復して、また散歩ができてよかった。しかし服が似合わない。
上塗りは難航。浄法寺漆の調整が難しい。漆は総合力だと実感。
自治体から勤務依頼あり。急を要する事態。
今年度いっぱい、昼間は八幡平市安代に勤務。
久しぶりの二重生活。遅れのないよう作業を進めます。
漆塗フライロッドの初ロット出発。写真がイマイチですが、またアップします。
漆は素手で扱うことが難しいため、ヘラを使って作業します。
漆を出したり混ぜたり片付けたり、
錆(さび・・漆で作ったパテのようなもの)を作ったり盛ったり、
必ず毎日使います。あらゆる作業に使います。両手でも使います(二刀流)。
そのため、漆の修業の最初は、このヘラを作るための
カンナの扱いや切出刀を研ぐことだったりします。
ヘラですが、人によって、個性が出ます。
また用途によって「硬さ」「曲がり方」を変えますので、
漆塗りはかなりの本数を持っています。
そして、使うたびに摩耗する消耗品です。
下画像はヒノキの「坪板」。ヒノキを特殊な割り方で割っており、年輪の入り方が平行です。
ヒノキが一般的ですが、クスやイタヤカエデで作ったこともあります。
これをカット。
カンナで慎重に削っていきます。
ヒノキのとてもよい香りがします。
形ができたら、
切出刀で仕上げます。
今回は「全体的に硬いけれど先端は柔らかいヘラ」×2、
「全体的に柔らかいヘラ」×2に調整。
上の画像はヘラの断面。釣竿のようにテーパーがついています。
いつも思うのですが、このヘラのテーパーの感じは釣竿(特にフライロッド)にそっくり。
今回はミディアムファストアクションとスローアクションのロッドを作った気分です。