上塗り 2014-08-07 21:53:05 | 漆と漆器 上塗り部屋。ここで漆器の最終仕上げ塗りをおこなう。 密閉されていて、埃は入らない。 ライトの下の定盤(じょうばん)で塗り、 横の引き戸の中の回転室で乾燥させる。 漆を濾し、刷毛をすすぎ、塗る前の椀を洗う。 衣服や髪の毛からも徹底的にゴミを除去する。 一粒の塵も塗面に乗せたくない。 刷毛目がでないよう、慎重に、一気に塗る。 回転室。定期的に回転し上下が入れ替わる。 漆のムラを防ぐ。 集中して半日の作業・・・・ 上塗りの成功失敗は、ある程度乾燥するまでわからない。 明日のお昼頃、わかる。 今月中にあと一回、来月頭に一回、上塗りの予定。
キツツキの木の下 2014-08-06 21:39:12 | フライフィッシング 最近気に入っている場所。 真夏日でもここは涼しい。 キツツキのいる大きな木の下に、 いつもヤマメがついている。 キツツキのいるこの木はカエデでしょうか。とても立派。
漆を焼く 2014-08-04 21:43:12 | 漆と漆器 製作していた新しい椀の外側の作業が終了。 現在、漆室で乾燥中。 次の作業は内側の上塗り(仕上げ塗り)。 念を入れて漆を調整。 ここのところ気温・湿度が高く、 漆の乾燥が早い傾向にある。 今回はいつもより多めに漆を焼く(煮る) ことによって乾燥の早さを調整。 画像は漆を焼いている様子。 チョコレート焼き菓子を焦がしたような強い匂いがする。 上塗り用漆の何パーセントかを焼く。 焼くことにより漆を硬化させる酵素「ウルチオール」の 働きを止め、止めたぶんだけ漆の硬化が遅くなるという仕組み。
逃がした魚は 2014-08-02 21:45:35 | フライフィッシング 曇天の、暑い土曜日。 火曜日にバラした(釣り逃がした)魚を釣りに行く。 魚が大きいことはわかっている。 フライ・ハリスなど仕掛けを全て交換する。 慎重にキャスト。 魚は、まったく同じ場所で、まったく同じ動作でフライに出た。 私の体もまったく同じタイミング・動きであわせをくれる。 既視感。 今日は草に突っ込まれないように、強引に寄せた。 大きい・・・