旭光学（現ペンタックスリコー）のタクマーレンズ55mm F2。
1959年から４年間ほど販売されていたようです。
私の持っているミラーレス機で使用すると
110㎜換算のちょっとした望遠レンズになります。
これ以降の標準レンズ（55㎜ f1.8）と比べると
被写界深度（ピントのあう範囲）が浅く、画像も暗めの印象。
絞りリングの操作も使いにくいと感じます。
ただ、このレンズは私の所有するレンズの中で、
もっとも「清潔感・爽やかさ」のある発色・表現をします。
どうしても「暖かく」撮れてしまう拭き漆の漆器も、
シャープに撮ることができると思います。
漆関係の商品はほとんどこのレンズで撮影しています。
使いやすいレンズではないのですが、
使用頻度のとても高い、手放せないレンズです。
機会があれば、もう一本予備にほしいところです。
陽が落ちるのが早くなった。
今日入った川は、２時には山の影に入ってしまった。
しばらく歩いて良い感じの岩魚が釣れた。
暗いなあ、と思っていたら、
木漏れ日が射した。
カメラのレンズにつく「絞り」。
生物の瞳と同じ機能。
眼を細く、凝らせば（絞りを絞れば）、はっきりものが見えてくる。
瞳をひらいてボーっとする（絞りを開く）と、
はっきり見えるのは狭い範囲だけ。
来週９月１７日から松屋銀座店で「いわてのうるし・浄法寺漆」として
漆器の販売ブースが開かれます。７階中央レジ横です。
私は今回三種類販売させていただきます。
１．内塗栃小椀
小振りな栃椀で、デザート用椀、子供用飯椀として活躍すると思います。
外側は拭漆仕上げで木目を楽しんでいただけます。
内側は浄法寺漆仕上げで十分な強度を持たせました。
黒系の色合い（写真左）や赤系の色合い（写真右）といった感じで
製品個々に微妙な色合いの違いがあります。
写真の小スプーンがセットになります（色をあわせて仕上げました）。
内塗栃小椀 一客（スプーンセット）6,200円＋税
２．内塗栃椀
通常の容量を持つ汁椀で、あらゆる場面で活躍すると思います。
１の小椀とあわせて夫婦椀・親子椀としてお使いいただけます。
サイズ感は下画像を参照してください。
外側は拭漆仕上げで木目を楽しんでいただけます。
内側は浄法寺漆仕上げで十分な強度を持たせました。
写真の小スプーンがセットになります（色をあわせて仕上げました）。
内塗栃椀 一客（スプーンセット）6,200円＋税
３．内塗椀「水目桜」
価格にこだわった「漆器のあるくらし」シリーズです。
少し容量の大きな中椀で、けんちん汁・蕎麦椀として
これからの時期活躍すると思います。
外側は拭漆仕上げで水目桜の木目を楽しんでいただけます。
内側は浄法寺漆仕上げで十分な強度を持たせました。
写真の箸は付属しません。
工程の吟味・木地師の協力で今回の価格を実現しました。
内塗椀「水目桜」一客 4,500円＋税
銀座にお立ち寄りの際は、ぜひお越しください。
販売スタッフ一同お待ちしています。
AONSIWATE 稲垣元洋
秋になると、明け方霧が出ることが多くなる。
今日は、霧が出た。今日は秋だと思う。
散歩のはじめはものすごい霧でしたが、陽が高くなるにつれ
晴れてきました。
来週から始まるデパートの催事用お椀のパッケージを製作しました。
明日、納品予定です。
