店主には日常になってしまっているお品でも、皆さんにはまだ届いていない物もあるのかなと思い、初期からある商品・サービスをいま一度告知。
竹ノ谷維久子さんが作る「絹と和紙のブックカバー」は、着物の古布や端切れと和紙を合わせた手作りの品。
お客様のご要望に合わせてオーダーメイド対応も受付けております。オーダーメイドの場合、細かく融通がききますので、まさしく世界でたった一つのブックカバー、名刺入れ、ペンケースなどを作ることが出来ます。
元々、この手作り商品は、形見の着物をどうしたら良いかというところから始まったもの。
昔の方は、裄も丈も今の人には短すぎて、着れない着物が多いのです。
それでも、父母、叔母叔父の形見と思えば、着れずとも捨てるに惜しく思う心があり、どうにかしたいという方からの要望を、何とかしたいと探すうち、竹ノ谷維久子さんと知り合って始めたサービス。
1枚の着物から、たくさんの品物を作り、形見分け。
実用出来るものに姿を変えても、それは使えばいずれ擦れてしまうものなのですが、しばし悲しみが癒えるまでの時間は、思い出の布を使ったお品物と一緒に過ごせるはずです。
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スマホが一般的になったこの2年ほどで、電車内で本を読んでいる人がめっきり減った感があります。
環のブックカバーにご注文いただく方は、それでも本を読むことが好きで、本という形を愛している方なんでしょうね。
面白い傾向で、単行本のサイズは男性からのオーダーが多く、文庫本は女性からのオーダーが多いイメージ。
老眼が出てくる年齢ともなりますと、男女関わらず単行本のニーズが高まるようです。
実は以前、Amazonでも出店していたのですが、不思議なほど、男性からの単行本カバーのオーダーしか入りませんでした。
見ていると、単行本のブックカバーは、布と和紙の軽めの素材で、和風のしっとりした風情のブックカバーはほぼないもので、それで、ある嗜好の方達からのオーダーが集まったのだろうかと考察しております。
男性からのオーダーといえ、渋い色柄に人気が集まる訳ではありません。それも、面白いことかと思います。
店頭に来ていただける方は、当店の手持ち生地から表地を選んで、世界でひとつだけのオーダーメイドを、気軽に楽しんでいただけます。もちろん、お客様手持ちの生地を持ち込みいただいてのオーダーメイドも、同価格で承ります。
裏打ち和紙の色など、他にも選ぶ要素がいくつかありますので、出来れば後の予定に余裕のある時にいらっしゃって下さい。案外、迷って悩んで時間を過ごすものです。
※ご興味のある方は、お気軽にご相談下さい。
→完成品の通販は【こちら】
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※「驚きの明治工藝」割引券(¥1300→¥1000)ご入用の方、先着で差し上げておりますので、どうぞ。
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和の心を贈る、伝統工芸と和雑貨の店
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