
溶かしてしまえば安価な食塩も、お高い岩塩も「味は変わらない」のだとか。
だから、パスタを茹でる時の塩は食塩で十分なんですって。
ミネラル残した粗塩や岩塩は、塩の表面にミネラル分が残っていて、舌に触れた時にマグネシウムやカルシウムの苦みが塩味を感じるのを鈍らせる→マイルドな塩気に感じる効果があるそうです。
酢のものは減塩に有効と聞いたことがありますが、舌って塩気より先に優先して感応する味覚が苦みや酸味なのかもしれませんね。
あと、粒の大きい塩はそもそも溶けるのに時間がかかる→舌の上の塩分濃度が徐々に高まるのでマイルドに感じるそうです。
だから、煮物みたいに溶かしてしまうなら食塩で十分。振り塩するなら粗塩や岩塩と使い分けるといいのだとか。
ちょっと前にXをにぎわせた「日本で唯一呪われていない塩」甘みがつよい美味しい天然塩『角鹿の塩』粒が大きな粗塩は、平釜焚き10日、凝縮したのち天日干し。
時間を掛けて粒を育て、水分を飛ばしてパラッとしてます。舐めると甘みの強い塩で、肉や魚、生野菜にパラッとするとワンランク美味しくなるお塩。
通販→https://wazakka-kan.jp/tsunuga-salt/

●呪われていない角鹿の塩のお話
日本書紀にある話で、時の大臣の息子には、影姫という恋人がおりました。この影姫に、武烈皇子が横恋慕。
皇子は影姫の心が自分に向かず、嫉妬と怒りから息子を処刑。大臣一家を謀反の疑いありで討伐を命じます。
大臣も、権勢を誇り過ぎて越権行為の横行がひどく、目に余るほどだったのも成敗の一因と言われております。
息子を殺された大臣は、せめて恨みを晴らしたく、死ぬ前に海の塩に呪いを掛けます。
数え切れない場所を挙げ連ねて呪った際に、角鹿の名前を挙げ忘れた、それが由来となり「角鹿の塩だけが呪われていない塩、天皇が口にしてもよい塩」となったそうです。
#美味しい塩 #違いは何 #これさえあれば #呪い #呪詛 #角鹿 #敦賀 #天然塩 #平釜炊き #天日干し