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KASANEGI、截金が美しい唐木のアクセサリー

2020年01月24日 | くつろぐための小道具

『KASANEGI』を初めて見た時に、きちんと感があって、かっこいいなと思いました。聞けば、仏壇工芸の職人達が製作を担当しているとのこと。

今どきは仏壇を持たないお宅も多いので、ご存知無い方もいらっしゃるかと思いますが、仏壇は工芸の総合芸術品。

 

木地工程、屋根工程、木彫刻工程、漆塗工程、蝋色工程、蒔絵工程、彩色工程、箔押工程、錺(かざり)金具工程、組立て工程とあり、地域によっては、更に追加工程があります。

 

神仏の美は、人の世を超えた美。
それを表すために、技術の粋を極めて作り上げてきたのが、伝統的な仏壇なのです。

 

KASANEGIの製作を担っているのは、東京唐木仏壇の職人達。

 

唐木木工師の織田清春氏/福田宏氏、お二人の熟練工と、木彫仏師の小塚友彦氏、截金師の小塚桃恵氏のご夫婦、若手職人。

唐木仏壇とは、木のダイヤモンドと呼ばれる黒檀や、紫檀といった堅くて希少性のある木材を使います。堅くて釘が通らず、削るのも大変な素材です。

 

アクセサリーは更に小型の品物ですから、見た目以上に加工が大変だったと裏話を聞いております。例えば、堅い材を最薄1mmまで薄く引く辺り。堅いと粘りが少ないから加工しにくいはずですものね。

 

そして、出来上がった木地を「截金(きりかね)」で加飾。

 

截金は、金箔5~6枚を加熱し焼き合わせた後、竹刀で切り分けたものを、二本の筆を使って、接着しながら模様を描いていく技法。髪の毛ほどの直線模様なんか、それはそれは細かい作業で、仕上がりの箔の繊細な光り方など、見事です。

 

You Tubeで截金の作業風景の動画が見られますから、ぜひ一度見ていただきたいなと思います。
https://youtu.be/Due5iREu2xw

 

重く堅い木を使っておりますが、見た目以上に軽いです。ネックレスは磁石で着脱するタイプなので、扱いが簡単。よしんば、年を取って指先が鈍くなっても、厭うことなく使えそうです(笑

 

かっこいい木のアクセサリー、KASANEGI。

 

いくつになっても使えるアクセサリーです。

 

通販→https://www.wazakka-kan.jp/%E7%92%B0%E3%81%AE%E9%80%9A%E…/…/

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