まだ梅の季節ではありますが、春はあっという間に過ぎるものなの。そろそろ鯉のぼりをご紹介。
(人形業界の方に言わせると、鯉のぼりは4月初旬から飾るものなんだとか)
生命力の強い鯉はいつか天に昇り龍となるという中国の故事をひいての「鯉」
鯉のぼりには、親たちのいろんな思いが込められていたようで、例えば「この家に男児が生まれました」と神様にお知らせし、この男児の成長を見守ってくださいとお願いするために鯉のぼりを立てた、なんていうのもあります。
男児の立身出世。なんてステレオタイプと現代に生きる私達には見えますが、江戸時代は家族が幸せに暮らすためには、男性が外で働く事が必須の条件だったのですよね。
もとは武家のイベントですが、江戸時代に徐々に庶民も真似るようになったとあります。
そうそう、鯉のぼりを立てる風習は日本特有なんですって。
私の小さい頃、昭和40~50年代は、鯉のぼりの支柱を作っているお宅は結構ありまして、時期が来れば大きな鯉のぼりがあちらこちらで見られたものです。
今は住宅事情でなかなか屋外へ大きな鯉のぼりとはいかなくなりましたよね。
そこで、
林たけおのペーパークラフト『BLACK鯉のぼり』
60cmありますから、室内で見ればそこそこの大きさの鯉(池で捕まえようとしたらきっと大変 笑)
こちら、平成31年おみやげグランプリでデザイン賞を受賞しております。糸を使ってパーツを繋いでいるので、関節が動きます。風になびくとまるで泳いでいるような動きが特徴。
折り畳んで小さく収納できますから都会の借家暮らしの鯉のぼりや初節句ギフトにもおすすめです。