3月29日(水)

楽しみに帰ってきたら発酵が今一。
少々温度を上げて試みるが
あまり効果なし。
フィンガーテストをしてみる。
どうやら発酵は終わっているようである。
これが、精一杯だったのか・・・。
君達頑張ったんだねと酵母たちに声を
かけたくなった。
リンゴの皮からおこした酵母たち。
天然酵母というものは本当はこうなの
かもしれない。人間の都合に合わせて作られた
イーストのように膨らむ事を期待しては
いけなかったのかもしれない。
ベンチタイムをおき
いつもより長めに仕上げ発酵。
クープも入れて焼成へ・・・。
感じとしては膨らまないだろうなと
半ば諦めていたが・・・なんと

酵母たちよ疑ってm(_ _)m。
ズッシリとして素朴な田舎パンという感じです。

中に黒く見えるのはイチジクです。
人肌にさめるまで待って(パンは焼きたてより人肌くらいが1番美味しいのです)
食してみると『う・うまいっ!!』少々堅いかと思ったがなんとなんと、外はパリっと中は柔か餅っとした感じ。自己満足、自我自賛の世界です。
もっとも、フワフワパンやデニッシュがお好みの方には向かないかもしれないが・・・。