交差点の向こうに見つけた小さな看板、見つけたのは一緒にいた
鍼美人さん。
狭い階段を上がった二階。
テーブル席が二つとカウンターという
こじんまりとしたお店。
カウンターに案内されてメニューを・・・
珈琲がグラム数で表示されている。
当然抽出するお湯の量は決まっているのだから
少なければ薄め、多ければ濃い目となる。
私はちょうど中間の20グラム、600円なり。
天秤で豆を量りミルで砕いてネルへ・・・。
そこへゆぅ~っくりとお湯を注ぐ・・・。
ネルの方の手を動かして満遍なく注ぐ。
カップは大倉陶器。青い色がいぶされたような店内で
鮮やかに感じられる。
出された珈琲を一口。チョットぬるめのような・・・。
店内に張られたメニューを見ると
一番美味しく抽出できる温度なのでぬるく感じると・・・。
お茶も珈琲も沸かしたよりもチョット冷めたくらいが適温なんですね。
日ごろ飲んでいる珈琲と全く違う深い味わい。
焙煎や入れ方でこんなにも違うなんて・・・
一つずつ道具をそろえて優雅な時間を過ごしてみたくなりました。