今更お習字とはと思ったものの始めて良かったかどうか…
2ヶ月になる。
作品提出は今年から。
通信でも良いと思ったが、何しろ三日坊主歴半世紀なので、意志が弱く根気がない。
たまたま遊びに行った中学の担任が書道を始めたと言って、大きなテーブルで字を書いていた。
「ああ! いいな〜」と思った。
「先生 その塾私も入りたいから紹介して下さいよ」
「ダメだ。 お前には無理だ。」
「私は高校の選択授業で結構成績良かったから大丈夫!」
結局、紹介はしてくれないものの、塾の場所と時間は教えてもらえた。
押しかけていって見学させてもらってそのまま入れて頂いた。
恩師は知らんふり。
入ってすぐに姉も始めたいからと、今月から一緒に。
昔二人で寺子屋に通っていた。
懐かしい思い出。
今回初めて姉も高校の選択科目で書道を取っていたことを知った。
塾2日目、私は恩師の言葉の意味を思い知った。
レベルが違うのだ。
周りは書道教室を持つような方ばかり。
寺子屋から突然、師範学校に来た気分。
そんな中私と姉は…
周りはお習字では無く芸術。
姉も芸術を目指す様子。
私はといえば、死ぬまでに毛筆で手紙を書いてみたいと言う目標。
恩師に恥をかかせないように、せめて三日坊主だけは避けようと思う。
継続は力!
毎日十分でも書いている。
それとは別に、教室の仲間からお蜜柑を頂いた。
同じ年代なので気安く声をかけて親しくなった方。
歳が近いだけで私とは全く違う。
私は六十の手習、彼女は数十人の生徒を持つ先生。
お蜜柑は近所の裏庭にいくらでもなっていると言う。
酸っぱいデコポンのような味。
先日幼馴染から貰ったデコポン、皮がもったいないのでフードプロセッサーにかけて蜂蜜漬けたら美味しかったので、これも同じように作ってみた。
そろそろ食べられるだろう。
お習字頑張ろう!