意味も分からず声に出していた”トドメノフミ”
その日、その秋来るまでは、わしはこれぞと思う事、何が何とてやりてくれ。
さらりさらりと出たる事、無理なくさらさら出たる事、これこそなりとぞ申すぞよ。
無理なく出たるは神の守護、神の仕業と申すぞよ。
これって、もしかしたら”霊主体従?!”
勝手にそんな解釈して、心に浮かぶ事を次々にやってみた笑
当たり前だが楽しかった。
急に思い立って京都に出かける事にした。
母の命日だったので、墓参りを済ませ、そのまま車で京都に向かった。
もう何年も会っていない姉に電話した。
理由は分からないがずっと疎遠になっていた姉。
いろいろ手を尽くしても拒否され続けていた。
今回もダメだろうと思いながら電話すると、
全く別人の様な反応。
夫に運転を任せたまま、喋り続けた。一時間半以上も。
世間話でも、今までの無沙汰でも無く、心に浮かぶ事アレコレ。
今までモヤモヤしていた本音で話せない悩みがどう言う事なのか分かった。
正確に言うと次の日に分かったのだけれど…
姉のご主人は声を荒らげる事など無い様な紳士(我が家の子供達によると)なのだけれど、姉がその事を口に出すと怒るのだそうだ。
「こんなこと言うと私の気が狂ったと思うかも知れないけれど…」
と、姉が話し始めた。
ちっともおかしく無い話だった。
次の日、私と夫はそれぞれの読書を楽しんでいた。
私は梨木果歩の”裏庭”
夫は武田百合子の”富士日記”
私は夫の読んでいる本をちっとも面白いとは思わない。
そう!私たちは互いに感性が違ったのだ。
実は、私と姉とは余りにそっくり過ぎていたのだ。
今でも、なぜ疎遠だったか理由は分からないけれど何故か安堵している。
京都では孫に会いに行った。
こちらもなかなか会えずにいた孫だ。
コロナとか色々な事情が重なっての事だが…
今回も会う予定はなかったが、京都からの帰り道に「うなふじ」による予定を立てていたので、宅配の人の様にドアを開けて一緒の写真を撮るだけでも…
写真を撮った笑
ここの鰻は美味しい。
家に帰ると鍋
本当に体調が良い。
気が付けば、今年は一回も貼るカイロを使っていない。
寒いことは寒いが、寒さが心地良い。
下着を、化繊をやめて天然繊維にした事も関係有るかもしれない。
まあ誰に迷惑をかけるわけでもない老人なのだから、暫くはこの調子で行こうかと思っている。
そうそう、昨日は旧暦の正月だったので、娘と息子にお年玉を届けに行ったのだった。娘には私の買って良かった絹の下着を。