オーストラリアデー
1月26日はオーストラリアデーで、オーストラリア全体の祝日の日だ。
オーストラリアデーをサイトで調べると、
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"1788年の白人定住発見を記念しているオーストラリア・デイ(オーストラリア建国記念日)はオーストラリアの祝日の中で大変重要な祝日です。
1787年5月13日、英国大佐アーサー・フィリップはイギリス、ポーツマスから出航し、オーストラリア側に植民地開拓を通告しました。
1788年1月18日、アーサー・フィリップはオーストラリア東海岸のボタニー湾に辿り着きました。 その後、北へ何キロか進み、定住先としてより好ましい場所を見つけ、1月26日には、現在のシドニー・ハーバーブリッジ南端に位置する歴史的観光地として有名なロックスがあるシドニー湾沿岸を訪れました。"
1787年5月13日、英国大佐アーサー・フィリップはイギリス、ポーツマスから出航し、オーストラリア側に植民地開拓を通告しました。
1788年1月18日、アーサー・フィリップはオーストラリア東海岸のボタニー湾に辿り着きました。 その後、北へ何キロか進み、定住先としてより好ましい場所を見つけ、1月26日には、現在のシドニー・ハーバーブリッジ南端に位置する歴史的観光地として有名なロックスがあるシドニー湾沿岸を訪れました。"
"オーストラリア全域でオーストラリア・デーを祝う祭典が行われています。 しかし、多くの人が広大な大陸とそこに住む人々の過去と現在を一貫した記念すべき日であると考えている一方で、1788年に英国人により侵略されたと考えるオーストラリア・アボリジニーも多く、 この人たちにとってオーストラリア・デーは先住地を奪われた悲惨な過去を痛感させられる1日なのです。"
と記載されています。
ここパースにおいても、この日を祝い、様々な行事が行われ、夜には、盛大な花火がスワン川で打ち上げられました。私も花火の音に誘われて、カメラを持って観に出かけました。歩いて5分もかからず、花火のクライマックスに間に合い、盛大な花火に感動しました。
この盛大なお祝いの一方で、常日頃からアボリジニたちの不満を耳にすることがあります。時々、バスの中で奇声を発するアボリジニを見かけることがあります。また、アボリジニの居住地域に近寄らない方がよいと言う声も聞きます。我々黄色人種に対しては、比較的親近感を持っているようで、白人に対する不満の方が大きいようです。長い間、"human rights"が認められず、ひどい扱いをされてきた歴史的な経緯を考えると、これはやむを得ないことではないだろうか。
人種的に近いとされる日本のアイヌ民族や、アメリカンのインディアンの歴史と相通ずるものがあり、よく理解しなければいけない問題ではないだろうか。
この日にTVで放映された映画「オーストラリア」には、開拓期のアボリジニと植民してきたイギリス人との関係が描かれていて、ある程度この歴史の様子がうかがわれます。ニコール・キッドマン扮するイギリス貴婦人の運命をストーリー仕立てにしており、オーストラリア版「風と共に去りぬ」といった感があり、なかなか面白いため、私は日本にいたころから、映画館でも観ていました。
この日も、この映画をみながら、シティで見かけるアボリジニの顔を思い浮かべていました。彼らのあの額の大きなしわと、憂いと怒りを現した大きな瞳は、彼らの歴史を物語るメッセージなのだろうかと、思ったものです。