基礎からの勉強スタート Semester1 (二学期制の一学期) 4月14日
2月から始まった6ヶ月間に及ぶ一学期の、中間のホリデーに12日から入り、ようやくほっとしています。
振り返れば、もう二ヶ月以上、写真の勉強をしてきたわけですが、改めて知らなかったことが沢山あったことを知ることとなり、このコースで勉強を始めてよかったと痛感しています。
授業は8教科あって次のように様々です。
1 カメラの基本的な知識と技術
2 データの管理とマネジメント(lightroom,Lab)
3 Photoshop
4 歴史と理論
5 コミュニケーションにおける写真の役割と使用方法
6 メディアとジャーナリズム
7 写真分野における自己開発
8 Writing
それぞれ課題がだされ、外での撮影のExerciseでは、撮ったイメージをパソコンでスクリーンに投影して、皆とTeacherに説明紹介をすることになります。
これは、人それぞれの感性があって、イメージは様々ですので、とても勉強になります。言ってみれば、皆の腕の見せ所と言った所です。
正式のアセスメントはプレゼンテーションをしたり、レポートを出してOKが出ないと、次へ進むことが出来ません。
正式のアセスメントはプレゼンテーションをしたり、レポートを出してOKが出ないと、次へ進むことが出来ません。




最近は、外での撮影や、スタジオでのポートレイトの撮影があって、皆、楽しみながら勉強しています。
それで、当初に比べると、皆大変親しくなったように思います。クラスメートの誕生日には皆でハピーバースデーを歌うのが恒例になっています。
最近では、インターナショナルの学生の一人、インドネシアの彼の誕生日には、親友たちの発案で、部屋を暗くしてバースデーケーキにろうそくを灯して祝うサプライズもあって、彼はとても感激したようです。後日、律儀な彼はインターナショナルの生徒6名に、レストランでランチをごちそうしてくれました。
最近では、インターナショナルの学生の一人、インドネシアの彼の誕生日には、親友たちの発案で、部屋を暗くしてバースデーケーキにろうそくを灯して祝うサプライズもあって、彼はとても感激したようです。後日、律儀な彼はインターナショナルの生徒6名に、レストランでランチをごちそうしてくれました。


そんな楽しいこともありますが、とにかく課題の提出には、皆、四苦八苦しているようです。
特に、我々インターナショナルの生徒は、まずその難解な課題の説明書の理解という関門を突破する必要があるからです。
それでも、私もなんとか今までの課題をクリアーすることができました。それも親切な仲間たちと、この地のフレンドリーで親切なオージーたちのお陰と感謝しているところです。
それでも、私もなんとか今までの課題をクリアーすることができました。それも親切な仲間たちと、この地のフレンドリーで親切なオージーたちのお陰と感謝しているところです。


この間、私は授業で、杉本博司という世界的な写真家を知る機会をもちました。
彼は私と同年で現在もニューヨークで活躍している現役の写真家です。特に、ニューヨークのアメリカ自然史博物館の古生物や古代人を再現したジオラマをとった「ジオラマ」シリーズは有名で、それ以外にも「海景」「劇場」といったユニークで個性的なものばかりです。
彼については、別の機会にじっくりとリサーチしてみたいと思っています。




また、次のタームのプレゼンテーションでは、入江泰吉、前田真三などの日本の写真家を紹介する予定をしています。
入江泰吉は私が20代の頃に心酔していた写真家で、「大和路」をテーマに沢山の写真をとっています。私は写真の友k君とともに、当時、何度も大和路へ足を運び、写真を撮っていました。私は最後のライフワークとして、もう一度大和路を撮ってみたいと思っています。
前田真三は、その後20余りの後に、心を引かれた写真家です。彼は北海道の美瑛の丘を世に知らしめたことでも有名で、彼の発見した風景は、その後、コマーシャルでよく使われることとなりました。私も美瑛へは二回訪れ、彼の写真館「拓真館」へも立ち寄っています。私のWeb-Siteの「達真館」の名は彼の写真館を参考にしたものです。
この二つのプレゼンで、私は、是非、皆に日本の原風景とJapanese Mindを理解してもらいたいと思っています。


