二人の友との別れ 2015 Semester1の終了
今、パースは季節の変わり目のストームも終わり、本格的な冬の到来を迎えています。
先日までは、朝晩でも10℃以上はあったのですが、昨日あたりから、5℃まで下がってい
ます。
アパートメントの中庭や玄関の落葉樹もほとんど散り、日中の空気も冷たさを増してい
ます。それでも,日中の日射しはきついので,気温は20℃を超すこともあります。
オージーと我々では体感温度が違うのか、まだ半袖でシティーを歩いているオージーをよく見かけます。
今週、Semester1(2015年前期)も終わり、金曜日にはSemester2のクラス編成とタイムテーブルも決まりました。私も何とかすべての科目をクリアーすることができ、次に進むことができました。
大変残念なことに、1年半、クラスをともにしてきた、ロシア女性のAとコロンビア女性のJがコースを終わることになりました。Aは夫の仕事の関係で、中東のドバイへ、Jは本国へ戻るようです。
そのため、次の水曜日には、学校の近くの韓国焼き肉BBQの店で、お別れのディナーに集まるこことなりました。
いつもどおり、集合時間に集まらないのが、ここの常識で、7時30分の集合時間には、私とAとオージーの大男Jの三人だけでしたが、最終的には10人余りが集まり、大いに盛り上がり、別れを惜しみました。
私は、AとJの、今までにモデルなどとして撮っていた写真を、我々クラスの授業風景とともにそれぞれアルバムとして創り上げ、贈りました。
彼女たちは大変喜んでくれ、何度もハグをされ、恥ずかしくもあり、またうれしくも思いながらも、これで彼女達ともお別れかと思うと、さみしさもこみ上げてきました。
しかし、いつもながら、明るさをふりまいてくれる天使のような笑い顔のオージー娘Lのお陰で、みんな楽しいひと時を過ごし、AとJを楽しく送ることができました。
店の玄関前で、我々は別れを惜しみながら互いにハグをし、いつの日か再会することを誓いながら、私は家路へ向かいました。
思えば、最初、留学生は6名いましたが、今回の二人の卒業により、すでに本国へ去っていったベルギー人Sさんを含めると、私は、三人の留学仲間を失うこととなりました。
店の向こうには、その三人とともに写真を撮ったTEFEの学舎が、夜のとばりのなかにぼんやりと浮かんでいました。