モー吉の悠悠パース留学絵日記

この日記では、パースでの留学生活での出来事を中心に、心象風景を交えて、写真とエッセイにより、絵日記風に綴っています。

Graduation-大学卒業式

2019-02-17 23:56:23 | 今日を旅する
Curtin University の卒業式

 娘の卒業式に出席するため、一月の末にパースに戻りました。
 ここオーストラリアの大学の卒業式は、盛大に行われ、家族、友人が出席するのが普通となっています。
 また、真夏の卒業式ということもあってか、涼しくなる夕方から始まり、屋外のガーデンで開放的な雰囲気の中で行われています。また、イギリス式の角帽とマント着用のため、前日までに学校でお金を出して購入することになっています。
 Curtin Universityは、アパートメンからバスで20分ほどの郊外にあり、緑豊かな広いキャンバスをもつ大学です。午後6時すぎにキャンバスに着くと、すでに多くの人がきており、卒業式の行われるガーデンへ続く中庭では、カップルなどが記念撮影をしていました。









 すると、背後から私の名前を呼ぶ声がしたので、振り返ってみると、そこには、英語学校で一緒だった中国人少女のMandyの笑顔がありました。彼女は、当時は、16,7の可愛い少女でしたが、20をすぎた今では、一人前の美人に成長していました。すでに結婚していて、夫を紹介してくれました。
 私も、家族を紹介しましたが、その時は時間もなく、また、会場では彼女を見かけることはなかったので、今の彼女の写真を撮り忘れたのが、大変心残りでした。
 彼女とは、英語学校の折、彼女の家族のパスポート写真のため、カメラ屋へ案内したことがあって、卒業の時にそのお礼と言って、ハンカチをプレゼントしてくれた嬉しい思い出がありました。




 会場には、すでにたくさんの卒業生と家族友人で一杯になっていました。式が始まる6時半になっても、まだ日は明るく、空には夕陽に照らされた雲が綺麗な姿で皆を歓迎してくれているようでした。








 会場は広いため、家族席からは、壇上の式の模様ははっきりと大きくみることはできません。そのため、映像を壇上の二つの大きなスクリーンに映し出し、式の模様がわかるように配慮をしてくれています。席を立って、近くで写真を取ることも禁止されていますので、スクリーン上の映像を写すより仕方ありません。卒業生への賞状授与の模様は、一人一人記録されており、卒業生は、希望すれば後で買うことができるようになっています。








 卒業証書授与式が終わると、お祝いのセレモニーがあり、エンタテイナーによる歌と、最後には盛大な花火の打ち上げによって式は最高の盛り上がりで、終わりました。











 式の後、ガーデンパーテイーを楽しむことができ、用意されたスパークリングワインと軽食を食べながら、思い思いに楽しむことができます。建物の壁面には、映像が映し出され、雰囲気を盛り上げています。Galleryでは、記念撮影をするためのスタジオが用意されていますが、それは有料となっていました。我々は、ワインを楽しんだ後、記念に買ったコアラのぬいぐるみと一緒にガーデンで記念撮影をしました。








 ショツプの横には、学校が撮影した卒業生一人一人の写真が並べられていましたので、記念にそれ写真を買いましたが、スタジオでの撮影は、たくさんの人が行列を作っていましたので、諦めることにしました。
 すでに時間は、9時半を回っていましたので、学校を後にすることにしました。
 こちらの大学の卒業は、課題であるアサイメントの論文や、ビデオの提出などがあって、かなりハードルが高いと聞いていましたが、実際その通りで、娘の勉強したアカウント、日本で言えば、会計学の分野での卒業生はわずかでした。全体でも、そのようなのか、卒業生の紹介のときは、家族や友人などの大きな歓声があがり、祝福していました。