ウォーキング中、空き地で群生していた白い花を見つけました。
近寄ってみると『オルレア』にそっくりな花。
でも葉っぱが違っていました。
触ってみたら何と、変な臭いがしたのです。
これは「パクチー」に違いない。
パクチーは「カメムシの臭い」がすると言われていますよね。
真っ白なオルレアの花に比べるとちょっとくすんだ色の花。
それにしてもこの葉っぱがパクチーじゃないのはなぜ、と思い群生の中をかき分けてみたら1株には数種類の形をした葉っぱが付いていました。
株の上の方の葉
株の下の方にあった葉
根元近くにあった葉
この葉っぱを見たら正にパクチー。
どうして葉っぱが数種類あるのかをあちこちのサイトで調べた結果・・・
① 成長すると葉っぱが広がる(料理などに使用するパクチーの葉)
② 成長途中では細い葉っぱ
③ 花が咲く時期にはすべての栄養分を花に注いでしまうため、葉っぱは極細になる
ということでした。
「パクチー」と「コリアンダー」はどう違うの・・・
これは、全く同じ植物を別の言語で呼んだもの。
パクチーはタイ語、コリアンダーは英語。
でも、日本では葉を生のまま野菜として使用する場合は「パクチー」、タネや葉を乾燥させてパウダー状にしたものを「コリアンダー」と呼ぶことが多いようです。
学名:Coriandrum sativum
英名:Coriander
別名:香菜(中国名)、コエンドロ(和名)
科名・属名:セリ科 コエンドロ属
原産地:地中海沿岸
似てますね。