日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

ニホンスイセン(日本水仙)

2025-02-15 07:00:00 | 植物

寒い雪の中でも花が咲く「ニホンスイセン(日本水仙)」、別名では雪中花と呼ばれています。

この時期はあちこちで咲いているのを見かけます。

ウォーキング中に見つけた色々なニホンスイセンとその近縁種です。

 

 一重咲きの花。

花びらが白、副花冠が黄色の一番ポピュラーな品種。

 

花びらが白で細長く、副花冠が黄色い品種。

 

花びらが白で細長く、副花冠が黄色くて房が大きい品種。

 

花びらと副花冠の両方とも白い品種。

 

 八重咲きの花

八重咲品種は全体にごちゃごちゃしていて、どうなっているのか分かりません。

 

基本のニホンスイセンに混じって、変わっている花はすべて突然変異なのでしょうか?

 

 花びらが黄色の品種。

この種類には『キブサスイセン(黄房水仙)』と名前が付いています。

ニホンスイセンの近縁種なのですが、厳密には別の種類として分類されているようです。

花びらが黄色、副花冠も同じように黄色の品種。

 

花びらが黄色、副花冠がオレンジ色の品種。

 

花びらが黄色の品種。

これもキブサスイセンの一種なのでしょうか?

 

 

 ニホンスイセン 

ニホンスイセンはヒガンバナ科・スイセン属の耐寒性多年草(球根植物)。

名前に日本とありますが、原産地は地中海沿岸で、古くに中国を経由し、渡来したといわれています。

本州の関東地方以西、四国、九州の海岸に野生化していることから、日本水仙(ニホンスイセン・ニホンズイセン)の名前で呼ばれます。

花期は、12月~2月頃。

花は3~4センチ程の小輪、花びらは白で副花冠は黄色のカップ型、房咲きが特徴です。

葉は緑色、細長く線形で、やや厚みがあります。

名前の由来は、漢名の水仙の音読みで、仙人は天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙という中国の古典に由来し、水辺で咲く姿を仙人にたとえて名づけられました。(季節のお茶花・山野草より)

 


 

学名:Narcissus tazetta var. chinensis

英名:Chinese sacred lily、Japanese daffodils

別名:セッチュウカ(雪中花)、ガカク(雅客)

科名・属名:ヒガンバナ科 スイセン属

原産地:イベリア半島、地中海沿岸

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 寒紅梅(カンコウバイ) | トップ | 次の記事へ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。