よく似ている2つの花。
左が「ムラサキルエリア」、右が「ヤナギバルイラソウ」です。
どこがどう違うのか?
花はほとんど同じ、でも葉っぱが違います。
ムラサキルエリアの葉っぱ幅広い卵形、それに対してヤナギバルイラソウは名前の通り細くて柳のような葉っぱです。
外見的な特徴ではこれくらいしかありません。
”Bing AI”に両者のことを聞いてみました。
ムラサキルエリア
ムラサキルエリアは、中米原産のキツネノマゴ科ルイラソウ属の宿根草です。
6月になると、名前のとおり紫色の花が咲き始めます。
紡錘形の根と目立つ漏斗状の紫色の花を持ち、耐寒性が比較的強い植物です。
果実は蒴果で、乾燥するとはじけて種子を飛ばします。
このはじける音が、英名『Popping pod』の由来になっています。
根は薬用として使われ、織物用の天然染料としても利用されています。
学名:Ruellia tuberosa
英名:Minnieroot、Fever root、Popping pod
別名:ルエリア・チューベローサ
科名・属名:キツネノマゴ科 ルイラソウ属
原産地 :中米
ヤナギバルイラソウ
ヤナギバルイラソウは、キツネノマゴ科ルイラソウ属の多年草です。
メキシコ原産の外来植物で帰化植物です。
繁殖力が強く野生化しているものをよく見かけます。
ヤナギのような細長い葉の脇から伸びた花柄の先に、先が5つに裂けた漏斗形の薄い青紫色の花を咲かせます。
その花は一日花、夕方になるとめしべを残して、花だけが落ちます。
学名:Ruellia brittoniana
英名:Common ruellia
別名:ムラサキイセハナビ、ヤナギバスズムシソウ
科名・属名:キツネノマゴ科 ルイラソウ属
原産地:熱帯アメリカ、アフリカ