去年の2月中旬に初めて見た花(木)が「サルココッカ」でした。
その時は白い花が咲いていました。
[去年の2月中旬のサルココッカ]
それから約1年後、1月中旬に今度はこの木には黒くて、ちょっとツノが出ているような実ができていました。
(このツノは柱頭の名残なのだとか)
同じ冬に花の時と実の時があるのはどうして??
ということで、サルココッカについて調べてみると・・・
雌雄同株のサルココッカは、雌花が終わると緑色の果実ができます。
その実は秋になると赤くなり、10月ごろから段々と黒紫色に変わるのですが、実が完熟するためには時間がかかります。
そうしている間に2月~3月ごろになると次の花が咲きます。
ということでした。
花を見つけた去年、そして実を見つけた今年、同じ冬でもその時期が少しだけずれていたようです。
実を撮った今年の写真を良く見ると、まだ硬そうな蕾も見えます。
今はちょうど花と実が入れ替わる時期だったのでしょう。
学名:Sarcococca
英名:Sarcococca tree
別名:ハナツゲ
科名・属名:ツゲ科 サルココッカ属
原産地:東アジア