日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

上三依水生植物園

2023-10-23 07:00:00 | 植物

「上三依水生植物園」は栃木県日光市にあります。

約22,000㎡もある広い園内は、8つのエリアに分かれていて、季節ごとに約300種、3万本の植物を楽しむことができます。

この時期に入園したのは初めてでした。

だから、今まで見たこともない花々もたくさんありました。

そこに咲いていた花をいくつか・・・

 

「キイジョウロウホトトギス(紀伊上臈上臈杜鵑草)」

NHK連続テレビ小説「らんまん」に登場した「ジョウロウホトトギス」の仲間です。

紀伊半島南部に自生する花で、「山里の貴婦人」とも呼ばれています。

山中の湿り気のある崖に下垂して生えます。

 

「ツキヌキホトトギス(突抜杜鵑草)」

キイジョウロウホトトギスなどのように、葉が垂れ下がるタイプのホトトギスですが、花は上向きに開いて咲きます。

「ツキヌキ」という名前の由来は、茎が葉の付け根を貫通している姿からきています。

 

「シロバナホトトギス(白花杜鵑草)」

ホトトギスの白花種です。

 

「イワシャジン(岩沙参)」

山地の沢や渓谷などの涼しいところに生えている山野草です。

 

「ダイモンジソウ(大文字草)」

野生種の花の形が「大」の字に似ることからこの名前になりました。

最近では改良が進んで、八重咲きや花弁に切れ込みが入るものなどが多くなっています。

 

「ベニバナダイモンジソウ(紅花大文字草)」

野生種の花色は白、または淡い紅色ですが、園芸品種には濃い紅色、ピンクなどの花色があります。

 

「ノハラアザミ(野原薊)」

ノハラアザミは初夏から秋まで咲くアザミです。

花の総苞は粘らず、総苞片は棘のように尖って斜上します。

(ノアザミは花の総苞が平滑で、春に咲くことで区別ができます)

 

「アキノキリンソウ(秋の麒麟草)」

日当たりの良い低山や草原で見られ、7~10月に菊型の小花が穂状に集まって咲きます。

別名にアワダチソウ(泡立草)、ヤブキンカなどがあります。

 

「ミカエリソウ(見返り草)」

山地などに生え、ピンク色のもじゃもじゃとした花が咲きます。

名前の「見返り草」は、通り過ぎた人が見返るほど美しいからだとか。

 

「ハマギク(浜菊)」

日本の特産種で、関東以北の太平洋岸に自生しています。

白い花はやや大きめで、葉は肉厚、枝が木質化します。

 

「シラサギカヤツリ(白鷺蚊張吊)」

白い鷺が飛んでいるような優雅な花を咲かせます。

花に見える部分は葉状苞で、実際の花は中心部の目立たない部分です。

 

花の少ない時期なのですが、他にもリンドウ、トリカブト、フジバカマ、シオン、ノコンギク、シュウメイギクなど多くの種類の花が咲いていました。

 

 

 

 


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