ウォーキング中にとってもきれいな葉を見つけました。
通りに面した家の塀沿いに置いてあった植木鉢の中にあった葉です。
オレンジと緑のグラデーションで、いくつも重なった肉厚の葉がとても綺麗でした。
これはクラッスラという名前で、アフリカ原産の多肉植物です。
クラッスラとは、ベンケイソウ科クラッスラ属に分類される多肉植物の総称です。
クラッスラ属の種類は非常に多く、500種類以上もあるとされていて、品種によって背が高かったり低かったり、葉っぱが丸かったり尖っていたりと、さまざまな姿になっているようです。
身近にあって良く見かけるクラッスラは『金のなる木(花月)』です。
金のなる木とは全く違う姿の今回見つけた葉、グラデーションのきれいなクラッスラは何という種類なのか、調べてみました。
『クラッスラ・火祭り(ヒマツリ)』という名前の種類のものが一番似ていました。
『火祭り』の特徴は、葉の先端がやや尖ったヘラ状で内側が少し湾曲している、夏には茎の先端あたりから花芽を出す、となっていました。
これだと葉はピッタリなのですが、花芽が全く出ていないので、火祭りとは違うのかとも思ったりして・・・結局、品種の特定はできませんでした。
もしも火祭りだとしたら秋に小さな白い花が咲き、寒さにあたると葉が真っ赤に紅葉するようですから、その時を楽しみにしておきます。
学名:Crassula
英名:Crassula
科名・属名:ベンケイソウ科 クラッスラ属
原産地:南アフリカ、熱帯アフリカ