うるわしく、おだやかな元日を迎え幸せな一年を予感させるようなお日和ではありましたが、、、
実は心中はかなり大波小波、さざ波がたち、おだやかならぬ心持ちではありました、、
職場の体制が変わり、かなり苦手なパソコン業務が加わり、支障なく進行出来るかが気がかりで気がかりで
新年のお参りに伺う神社仏閣では
スムーズに進行いたしますようにと神仏のお力をおみまもりを真剣に心底願って参りました。
1月10日より、無事スタートを果たす事ができ、ホット一息安堵の雨の木曜日です。 . . . 本文を読む
今年ものこすところあとわずかとなりました。飛ぶように過ぎた一年でした。やっと自分の二本の足でたっている実感が
してきたような気のする昨今。
もう、未だ見ぬ未来に不安や危惧を過大に抱いて落ち込むことは止めて、ひたすら今を精一杯喜んで務めようと
思っている。
思いは真剣なのだが、なかなかその真剣さが、確実なる成果として現れないのが哀しいところではあるが、、
大真面目に一生懸命ではある。
時の経過とともに様々な変化もあり、これまでになく、あわただしい日々になり、お休みがなかなかとれない中
やっと先日、丸一日のお休みがとれ、懐かしの東博へ!国宝展を堪能してきた。
贅沢な国宝さん達を働いていた当時は当たり前のように存分に眺めていたあれもこれもが
今回の国宝展では大勢の人垣の後のほうから垣間見るような有様であったけれど、なつかしいお友達に再会したような
心持ちで対面してきた。あれから30年、ああ~~ホンに長く生きて来てしまった、、とつくづく思う。
働き始めた昭和40年代の東博ののんびりした佇まいもなつかしい、そしてそこにいた若かった私と今の私があれから過ごした人生を
思いめぐらし、寂漠たる思いにしずみそうになった、、がうなだれてしまうわけにはいかない。生きてあるうちは精一杯生ききる事、
全生を及ばずながら全うせねばと自らを奮い立たせる。
こうして2014年、平成26年も暮れていくけれども、あらたな年を喜びを持ってむかえたいとおもう。
賢治先生のかかえきれないほどのはち切れそうな程のみんなの幸せを願う心持ちをささやかだけれど、同郷人として
また、父の師であった先生へのリスペクトと共に其の願いを実現する事をモットーとして行こうと心から願う。
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今も未来もそうあって欲しい
三年前のあの試練の日、私たちは みんなが幸せになる為に
この体験をしているのかもしれない、、とどこかでそう願うことで
この厳しい現実をのりこえようとしたかもしれない、、
なのに、なのに その試練は福音をもたらす物ではなかったのではないかと思えてしまうような
世のあり方に、悄然とした気分になる。
秋風もふくころとなると、来し方行く末がおもわれてならない、、
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青山東京芸術学舎で「現代美術界を席巻するミズマアートギャラリー、その活動を知る全5回」を受講。
4月8日火曜日19時30分、外苑キャンパス初日
最終日6月17日火曜日全5回
講座レポート . . . 本文を読む
2011年3月11日、山ノ上ホテルに居た。30分後タクシーに飛び乗り、靖国通りをすっ飛ばし、30分後に家に辿り着いた。89歳の人が一人で大丈夫でいるか、車中にいる間、動悸が収まらなかった。無事な姿を見て何れ程安堵したことか。
それから一ヶ月、ほとんど家からでることもなく、肩を寄せあうようにして暮らした、、多くの方々の命を失った大震災が私たちのこれまでの歩みを振り返り、大きく舵を切るきっかけを与えてくれたのだと思った。
何が一番大事なのか、そのことを命と引き換えに教えてくれたのだと、胸が苦しかった。
それから二年、がたち、私は私の個人的な暗闇を行きつ戻りつあてどなくさまよう事に疲れ果て、ついに飛び出してしまった。そして今三年目の春を迎えた。桃の節句もはや過ぎ、日差しの中には確実に春の光を感じる物の、とろけそうな春まではいまだし、、だ。 . . . 本文を読む
一昨日の夜、空高く煌々と輝く満月がふりそそぎ、月から放たれる光のエーテルに清められるような、、心持ちがした。
一転して、昨日、今日と冷たい雨が降りしきる。
あの美しかった月の夜がわすれられず、映画「かぐや姫の物語」に吸い寄せられた。 . . . 本文を読む
美しい黄金色に染まるこの時期になると、ふる里を思い出す。わくらばの甘い香りは胸を憂愁でしめつける。
昨今の日本は胸をしめつけることばかり、、が続く、、
あの冷たい海に送った御魂の事を無かったことには出来ない。
私たちの社会のあり方を私たちは突きつけられたのではなかったろうか。
これまで享受してきたあり方をリセットして本当に意味のあること本当に大切なものは何かを問い直すチャンスを
もらったのではなかったか、、
なのに、脱原発もなく、TPP交渉も進み、秘密保護法まで強行採決してしまった、、
どうあっても声を上げずにおれない気持ちが高揚し、永田町へ向かった。 . . . 本文を読む
この門を押し開き、あらたな世界への参入を妄想したものの、、覚悟不足で挫折。
目も耳もふさぎ、思いこみで一途にすすんではみたものの、当然のように、土壇場で
ヘナヘナと崩れてしまった。
そんなみっともない姿をさらしてしまうふがいない自分を心から恥じている。
それでも生きて行かねばならない、そんな恥さらしな自分だが生きて行かねばならない。
生きて行きたい、、
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今年の十五夜お月様は殊の外美しく、13夜の月もその翌日もそして中秋の名月も十六夜の月も上々の美しさ、でした。
台風一過の空は澄み渡り、天空高く煌々と輝く月は澄み渡った湖面を見つめるような心地がし、
有り体ではあるが、無意識に来し方行く末に思いめぐらしてしまうもののようだ、、
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鶴見和子の思想「内発的発展論」を観想する!
私たちは二年前の3月11日これまでにないほどの稀有な出来事に向き合うこととなった。
何よりも「いのち」が大事なのだと痛感し、日本中が喪に服し、どうやってこの未曾有の体験を乗り越えて行こうか、これまでの概念を超えてあらたな文化文明を築く気概を持って新しい時代を創出することでしか亡くなった方々を悼むことは出来ないのではないかとすら思った。
が、しかし、二年がたち、あの時燃えるおもいで願った新しい時代は
到来するどころかむしろ後退しているかのようにすら思える。
いのちを優先するということは、原発から降りること、非戦を謳う憲法を守り抜くこと、日本のローカリゼーションを台無しにしてしまうTPPに参加しないことでもあるはずと思い続けているが、今私たちの国はそこから遠いところにいるような気がしてならない。
いまこそ、厳然とある対立を超え、自在な心で和解をし、あらたな時代を創出していくのに、魂に筋力をつけ、強力な術を養う要を感じる。
我々の始祖たちは当然そのワザを駆使し、森羅万象に耳を傾け目を凝らし、手足を余すことなく使いこなして生きてきたはずだ、今一度その筋力とワザを取り戻したい。
その事を思想として体系づけてくれた巨人の一人が鶴見和子氏。
脳出血で倒れた鶴見和子が、夢と現を彷徨いながら、歌を支えに「回生」を遂げた。闘病とリハビリ生活の内面過程を豊かに詠いあげ、新次元を拓いた。歩み始めた数年間の、自然、諸生物、魂との交感を、コスモロジカルに詠う。朗詠・天地の息づかいを伝える映像・音響美と合体した、果敢な新地平を、金大偉氏の監督のもとDVD化された。
そのビデオを監督なさった金大偉氏のお話を聞きながら鑑賞し、内発的発展論に関する鼎談、そして筋力を備えた音楽家による
ライブ、、を構想した。
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