cottonの山日記

「孤高の人」を読んだのがきっかけでH15年から山にはまっています。

鳥海山 中島台コース

2021-04-04 | 登山
先週、湯殿山頂上から眺望した鳥海山に、「待ってなさい」と言ってしまったので、行ってきちゃいました。今回はNobさんと2人。

名山と呼ばれるにはいろいろの見地があるが、山容秀麗という資格では、鳥海山は他に落ちない。庄内平野の北の果てに、毅然とそびえ立ったこの山を眺めると、昔から東北第一の名峰とあがめられてきたことも納得できる。【日本百名山:深田久弥】

鳥海山は毎年山スキーで訪れるたびに、なんて優美な姿をしているんだろうとうっとりさせる山容をしている。まるで、美女が横たわり日本海に向けて長い脚を横たわせているようだ。

鳥海山は山スキーのためにあるような山で、今まで「湯の台コース」、「秡川コース」、「鉾立コース」と滑っているが、今回は初めてとなる「中島台コース」を滑ってきた。この「中島台コース」は鳥海山で一番のロングコースとなっており、標濃差は1700m、距離往復22kmというハードコースだ。

◆鳥海山と田園風景。この景色を見ると、映画「おくりびと」で、鳥海山をバックにもっくんがチェロを奏でたシーンを思いだす。因みに、ふぐの白子を焼いたものを食べながら、「これが美味いんだな~、困ったことに」という山崎努のセリフも思い出す(笑)


◆今回はNobさんと2人。久しぶりの前泊テント宴会のメイン料理は「すき焼き」。


◆ただし、山形牛がメインではなく、今回はNob農園特製の春菊が主役だ。美味しかったです。ご馳走様。


◆翌日、5時10分にスタート。中島台リクレーションの森の登山口からは、かろうじて薄い雪があるものの、途中で切れてしまっているところもあるため、最初はスキー板をザックに括りつけ歩きで森を進みます。


◆この赤川の橋を渡らないと鳥海山へは登れません。


◆「あがりこ大王」・・・奇形ブナとしては日本一の巨木だそうです。


◆う~ん、雲が多いな。晴れてくれないかなぁ~。


◆ハイクアップのNobさん。おっと、青空が出てきたぞ。


◆常時、後ろを登る私。Nobさんとの差は拡がるばかり(汗)


◆デブリ。


◆外輪山。白い雪にはやはり青空がないとね。


◆目指す鳥海山(ズーム)。まだまだ遠いです。因みに、靴擦れした足が痛いです(涙)


◆登ってきた斜面を振り返ると、こんな感じ。さぁ~どこ滑ってもいいよという声が聞こえます。帰りの滑降が楽しみ。


◆根性で上り詰め、12時10分頂上到着。5時10分スタートだからなんと7時間。よく頑張りました。写真はNobさん。


◆そして私。青いゴム手袋がいいでしょ。防寒テムルス。玄人すじが春スキーで使用します。ほんとか?


◆いよいよお楽しみタイム。最初はガスガスで見通しが利きませんでしたが、次第に青空も見え、滑りやすいザラメ雪をひゃっほ~!!!の私。


◆Nobさん。


◆快適斜面をクルージングのNobさん。


◆お楽しみタイムはあっという間。樹林帯を抜け登山口近くになったところに咲いていた水芭蕉。下山は休憩しながらでも2時間。


2021_0403鳥海山 その1


2021_0403鳥海山 その2


2021_0403 鳥海山 その3



今回のコースは、ほんとタフなコースでした。しかし、苦労して登った分だけロングコースを滑れるという特典付き。完全燃焼登山で、今日は体ボロボロです。



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