6月のビターオレンジ
6月22日 東京グローブ座
作・演出:G2
出演:加藤成亮、朝海ひかる、久ヶ沢徹、中川智明、内田亜希子、久保酎吉、城島茂
ビターオレンジとは、橙(だいだい)のこと。
緑の実が、オレンジ色に色づき、そのまま落下せずに年を越し、また緑の実に戻る。
代々引き継いでいくことから、橙と呼ばれているそうです。
縁起がよいとお正月の飾りに使われています。
ビターオレンジというくらいなので、そのまま食べるには苦すぎるけれど、ポン酢やジャム、漢方薬に使われているそうです。
G2の作品って、本当に面白い。
あちこちに張りめぐらされた伏線が、ひとつひとつ解き明かされていくのが、小気味よい。
なんだか、ジグソーパズルみたい…
でも最後の謎だけは、観る人にゆだねた?
母の死がトラウマになって、女装しないと女性と話ができない弟。
なにをやっても弟にかなわない、兄。
2人は異母兄弟。
余命いくばくもない父。
父の財産をめぐるそれぞれの思惑。
若い後妻。
登場人物すべてが、愛らしい。
ジャニーズファンでなくても、宝塚ファンでなくても、楽しめる舞台でした。
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