
おもいのまま
7月9日 あうるすぽっと
脚本:中島新
演出・美術・音楽デザイン:飴屋法水
出演:石田えり、音尾琢真、山中崇、佐野史郎
もしもあのときこうしていれば…
色々な場面で、人は様々な選択をして生きている。
もし、あの時、右ではなく左を選らんでいたら、今の自分はどう変わっているのだろうか?
これって、永遠の謎だよね。
夫婦が暮らす家に、深夜記者を名乗る2人の男がやってくる。
行方不明だった夫婦の子供が、死体で見つかった件について、執拗に夫婦を問い詰める記者。
スクープを取るためには、手段を選ばない記者。
記者のシナリオは、夫婦が保険金ほしさに、子供を殺したというもの。
事実がシナリオと違っていても、シナリオどおりにことを運ぼうとする記者。
記者により、殺されてしまう夫婦。
あの時、別な対応をしていたらどうなるのか…
記者を招き入れるところから、違う対応をするとどうなるのか。
同じようで、違う現実が現れる。
ちょっとずつ違うことをすると、ちょっとずつ違う未来に変わる。
夫婦の関係も記者同士の関係も変わってしまう。
人生に正解って、ないんだよね。
人のよさそうな音尾琢真が、過激な記者を演じていたのが、新鮮でした。
チラシの笑顔とは全く別の芝居でした。
あの時、こうしていれば…どうだったのかな?
と思うことはあっても、後悔したことはない。
それって、今の自分に満足してるからなのかな?
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