BOB
5月6日 東京グローブ座
作・演出:西田征史
出演:丸山隆平、平愛梨、片桐仁
ひとひねりも、ふたひねりもしてあって、意外なオチに感動。
3人芝居で、ひとり二役。
春彦と秋彦、夏美と冬美、大塚と神田って、単純じゃんって思うけど…
売れないお笑い芸人の春彦と大塚。
春彦は、昔はラブラブだった妻の夏美と気持ちがすれ違い、離婚間近。
夏美が交通事故にあい、5年間の記憶を失い、ラブラブの絶頂期に戻ってしまう。
春彦は、戸惑いながらも、昔の夏美に対する気持ちを取り戻していく。
夏美は、失った5年間の記憶を取り戻そうとするが、春彦も大塚もそれとなくはぐらかす。
しかし、ごまかしきれなくなった2人は…
と、ここで場面が変わる。
いままでのお話は、小説家神田先生の小説の物語。
編集者の秋彦と冬美は、夫婦であるがライバル会社に勤めている。
どちらが、その原稿を手に入れるのか、バチバチと火花を散らしている。
アイデアに煮詰まった神田は、いいアイデアを出した方の会社に、原稿を渡すと言い出す。
必死でアイデアを出す2人。
秋彦のアイデアと冬美のアイデアが、春彦と夏美の話になる。
冬美のアイデアが採用され、原稿は冬美の会社に…
と、夏美が現れ、自分の書いた小説の感想を求める。
入れ子のような展開に、びっくり。
それは、3人の演じわけの見事さによるもの。
片桐仁は、当然だけど…
初舞台の平愛梨は、たいしたものだと思います。
丸山隆平もコミカルな面と、シリアスな面の両方をうまく出しながら、春彦と秋彦を全く別人として演じきっていました。
ところで、BOBって何の意味?と思っていたら…
春彦と大塚のギャグで、濁点をつけると強くなるってのがあって…
春彦のバイトが保育士なので、最強の保育士ってことで「BOB」ってオチでした。
オチを知っても、できればもう一度観たかったです。
先行抽選にも外れ、発売日も電話が繋がらず、観るのをあきらめかけていましたが…
ダメもとで、当日券の電話にチャレンジして、ようやく取れたチケットでした。
当日券番号23でしたが、後ろから2列目ではありましたが、センターでとても良い席でした。
よく、関係者が座っている列だな?って思ってたら…
通路側の席に、G2を発見しました。
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