温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

幼虫はアリ地獄! ホシウスバカゲロウ(星薄翅蜉蝣)

2017年09月06日 | 昆虫
 ① 薄暗い林の木に、トンボのような昆虫を見つけました。



 ② 実は、トンボではなく、ホシウスバカゲロウ(星薄翅蜉蝣)の成虫です。
 非常に弱弱しく、ヒラヒラと飛びます。
 ある昆虫記の影響で、「ウスバカゲロウ」を「うすバカ、下郎」と下品な覚え方をしてしまいました。



 ③ 卵⇒幼虫⇒蛹⇒成虫という完全変態をする昆虫です。
 特に、ウスバカゲロウの幼虫は「アリジゴク(アリ地獄)」と呼ばれ、雨の当たらない砂地ですりばち状の巣をつくり、巣に落ちたアリなどを捕食するので有名です。
 これは、10年前に見つけた幼虫を実体顕微鏡(×10)で写したモノです。




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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
アリジゴクの正体 (もっくん)
2017-09-06 17:24:58
アッ!
そうでしたね。完全に忘れていました。
アリジゴクと同じとは想像できませんね。
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ホシウスバカゲロウ (定年(諦念)おじさん)
2017-09-06 18:23:09
3枚目の幼虫の姿から、ヒラヒラ飛ぶ成虫と結びつけるのは難しいですねえ。これが蟻地獄の正体ですか。
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トンボ?セミ? (毎日日曜大工)
2017-09-06 18:34:52
幼虫は、クワガタ?みたい!ですね~。
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アリ地獄 (猫親父)
2017-09-06 22:10:27
此れが蟻地獄の正体ですか。
なんだか想像出来ませんね。
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アリジゴク (たいぴろ)
2017-09-06 23:13:52
子供の頃、近所のお宮さんにアリジゴクの巣がいっぱいあって、よく壊したものです(笑)。でも成中は見たこと無かったかも。たしか寿命も短いのですよね?
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アリ地獄 ()
2017-09-07 16:39:24
子供の頃 古い家の周りに蟻地獄がたくさんあって、そこを掘っては幼虫を見つけて遊びました。やはり砂地でした。
あれがウスバカゲロウの幼虫だったなんて

幼虫の別名があるんですよ。
誰が名ずけたのかは知りませんが、笑わないで下さいね。
ハカココって言うんです。
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もっくんさんへ (温泉ドラえもん)
2017-09-07 17:15:04
 そうそう、幼虫があまりにも強面なので、成虫の姿から想像するのは困難ですねえ。
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諦念おじさんへ (温泉ドラえもん)
2017-09-07 17:16:33
 そうそう、昔は、神社の建物の下にアリ地獄の巣穴がありましたねえ。今は、そういう場所も少なくなりました。
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毎日日曜大工さんへ (温泉ドラえもん)
2017-09-07 17:17:33
 そうそう、他の虫を捕まえるあごが発達しているので、クワガタのように見えますねえ。
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猫親父さんへ (温泉ドラえもん)
2017-09-07 17:18:27
 カゲロウの仲間は、幼虫が肉食なので、結構 厳つい姿をしていますねえ。
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たいぴろさんへ (温泉ドラえもん)
2017-09-07 17:20:03
 そうそう、神社やお寺の建物の雨の当たらない砂地には、昔はアリ地獄の巣穴がありましたねえ。
 最近は、そういう場所が少ないので、アリ地獄を目にすることが難しくなりました。
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風さんへ (温泉ドラえもん)
2017-09-07 17:22:18
 そうそう、昔は建物の雨が当たらない砂地にはアリ地獄の巣がありましたねえ。今の子供なら悲鳴を上げそうですがねえ。
 ハカココですか!「墓はココ!」という意味かな。
 
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