温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

アキアカネ(秋茜) 赤色のメスもいる!

2022年10月11日 | 昆虫
① 朝夕が涼しくなり、避暑地にいたアキアカネ(秋茜)が平地に降りてきました。
 赤とんぼ=アキアカネのオスというイメージがありますが、全身真っ赤でなく腹部だけが赤色です。

② メスは、茶褐色です。

③ うまく交尾できました。

④ トンボで赤くなるのはオスという一般的なイメージがあります。
 ところが、アキアカネ(秋茜)のメスで赤くなるのがいます。
 よく見ると、腹部の背面は赤色ですが、下部は黄褐色です。

⑤ オスは、腹部下部も赤色です。
 それに、〇円で囲った尾部の形も異なります。
 赤いメスが、どのくらいの割合でいるのか調べたいと思っています。


百日草に集まる昆虫たち!

2022年10月10日 | 昆虫
朝から降っていた雨も昼には止み、太陽が顔を出しました。
すると、沢山の昆虫が庭の百日草に集まってきました。
① ツマグロヒョウモンのオスが吸蜜にやってきました。

② ツマグロヒョウモンのメスも花から花へと渡り歩きます。

③ 個体数が目立つのは、セセリチョウの仲間です。
 これはオオチャバネセセリです。
 百日草の黄色の筒状花にうまく口吻を刺し込んで吸蜜しています。

④ イチモンジセセリもいます。

⑤ オオハナアブは、蜜と花粉を求めてやって来ました。
 百日草は、こぼれ種でドンドン増えるので来年も昆虫の楽園になりそうです。


イチジクキンウワバ(無花果金上羽蛾) 金色の丸紋とU型紋!

2022年10月09日 | 昆虫
① 来週は、3年ぶりの祭礼なので庭の清掃をしました。
 コムラサキも綺麗な紫色になってきました。

② 背の低い枝にエグリバのような昆虫を見つけました。

③ 翅に金色の丸紋とU型紋がある「イチジクキンウワバ(無花果金上羽蛾)」という蛾の一種です。
越冬は、幼虫や蛹でしますが、暖地では成虫で越冬する可能性もあるようです。

④ 幼虫は、多食性で、コボウ、レタス、キャベツ、ダイコン、ネギ、キュウリ、ダイズ、アズキなどの野菜を食べます。
 名前に「イチジク(無花果)」とあるのは、金紋がイチジクの実(花)に似ているからです。


コウノトリ(鸛) 西尾に「きずな君」がやって来た!

2022年10月08日 | 野鳥
① 久しぶりに生きものふれあいの里へ行くと、ため池の堤防にカメラを構えた人々がいました。

② 水の少なくなった泥地に「コウノトリ(鸛)」が一羽いました。

③ 個体識別の脚環から2016年に兵庫県で放鳥されたコウノトリ(鸛)ということが分かりました。

④ 名前は、「きずな君」(オス)です。

⑤ 毛づくろいを一生懸命していました。

⑥ おじさんたちに聞くと、1週間前からいるそうです。

⑦ 実は、西尾の生きものふれあいの里には、2018年110月29日に福井県で放鳥された「りゅう君」がやって来たこともあります。
 この時は、小魚を盛んに食べていました。


オンブバッタ(負んぶ飛蝗) とても分かりやすい名前!

2022年10月06日 | 昆虫
① オンブバッタ(負んぶ飛蝗)のメスがいました。

② こちらは、オスです。
 メスに比べると小さいです。

③ この時期、あちらこちらでオンブバッタ(負んぶ飛蝗)の交尾が見られます。

④ 方向を変えて見ると、メスの上に乗ってオスが交尾しているのがよく分かります。

⑤ 昆虫の名前の多くは、姿や形から付けられますが、交尾の様子から「負んぶ」とは分かりやすいですね。
 特に、オスは交尾相手のメスにしっかりと長時間しがみ付いているので「負んぶ」している姿が目立つんでしょうねえ。

⑥ 真上から見ると、メスとオスの大きさの違いがよく分かります。


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