ヨーロッパヒュッテは古い地形図やワンダーカルテにありませんでした。地図の上方向に向かって歩いています。ツェルマットは下の方向にあります。地図にはミシャベル山群がありますが、きょうのコースからはほとんど見えません。標高2200mあたりのルートを延々と歩きます。沢を越えるとガレ場と普通のルートの繰り返しでした。ガレ場ではけっこう体力を消耗します。バランスをとるのが難です。
この地域(ヴァリス州)の山歩きには氷河がつきものです。地図を見ながら歩いているわけではありません。氷河が見えると立ち止まってしまいます。
ホーベルグ(Horberg)氷河と思われます。氷河が解けて沢となり時には増水することがあるそうです。「ここからは一気に通過しなさい。立ち止まってはいけません。」という標識がありました。
ホーベルグ(Horberg)氷河と思われます。氷河が解けて沢となり時には増水することがあるそうです。「ここからは一気に通過しなさい。立ち止まってはいけません。」という標識がありました。
ヒュッテ付近からのワイスホルンです。きょうはこの山を何枚も撮ることになりました。均整の取れた美しい山です。ツェルマットの展望台からも眺めることができますが、マッターホルンよりも高い山であると感動?する人は少ないことでしょう。
画面右下に見える壁のようなものは、自然災害の爪あとです。
ビール効果にて大胆になった結果、グレヒェンを目指すことにしました。ヒュッテの方に所要時間をたずねると「6時間。しかし、ハイペースなら…」長く続く急な登りはないと判断して歩くことにしました。たとえ疲れても途中駅への回避ルートが途中にあるだろうと考えました。
画面右下に見える壁のようなものは、自然災害の爪あとです。
ビール効果にて大胆になった結果、グレヒェンを目指すことにしました。ヒュッテの方に所要時間をたずねると「6時間。しかし、ハイペースなら…」長く続く急な登りはないと判断して歩くことにしました。たとえ疲れても途中駅への回避ルートが途中にあるだろうと考えました。

比較的新しい造りでした。手持ちの地図には表示されていませんでした。美しい木造の建物です。時刻は10時半、ビールを飲んでから下山するにはあまりにも早い時間帯です。酔いが少しでもまわると気持ちは大胆になる傾向にあります。


街はずれからスキー場を横切り高度を稼ぎ始めます。遠くから沢の音が聞こえるのみ(時々エアーツェルマットのヘリの音も)。眺望のない樹林帯のコースを延々と登ります。
2時間も登るとメインのコース「ヨーロッパウェグ」に合流しました。

ヒュッテはこの先すぐのところにあります。まだ午前10時半、とりあえずビールを飲むことを決めました。バックの白い山はワイスホルンです。
駅前の集落から離れるとすぐに登りが始まります。この瞬間がけっこう好きです。周囲にはだれもいない、自分だけが楽しんでいるルート、自己満足に浸るひとときです。
将来的には、Randaに滞在する旅も選択肢のひとつになりそうです。
将来的には、Randaに滞在する旅も選択肢のひとつになりそうです。
長年見たいと思っていた道標です。実は、この日の目的地をはっきりと決めていませんでした。候補は「ワイスホルンヒュッテ」「グロスカステル」「ドームヒュッテ」「ヨーロッパヒュッテ」です。行動初日、昨夜の寝不足を考慮してまずは「ヨーロッパヒュッテ」を目指すことにしました。
「グロスカステル」は日本人にはほとんど知られていない眺望地点のようです。地図で位置を確認しておいたら、列車からでもはるかかなたにクロイツを見ることができました。ワイスホルンヒュッテと同じ位の高度ですが、急な登りが多い上途中にレストランの類は一切ないとのことです。【8月10日】
スローペースの更新で申し訳ありません。12月の出発までこのカテゴリーを維持しなくてはなりませんので…
「グロスカステル」は日本人にはほとんど知られていない眺望地点のようです。地図で位置を確認しておいたら、列車からでもはるかかなたにクロイツを見ることができました。ワイスホルンヒュッテと同じ位の高度ですが、急な登りが多い上途中にレストランの類は一切ないとのことです。【8月10日】
スローペースの更新で申し訳ありません。12月の出発までこのカテゴリーを維持しなくてはなりませんので…