レストラン「Ried」へ行くことにしました。スネガ行き地下鉄乗り場の上の広い坂道を歩き始めます。途中工事現場に突き当たりました。迷いましたが、よく見ると現場の中を通りなさいという標識があります。その後森の中を歩き40分ほどで画像のレストランの下に出ました。テラスからはちゃんとマッターホルンが見えます。
どんなに天気が良くても登山靴を履かない日にすると決めていました。午前中は両替、軽めのランニングで過ごしました。画像は朝の風景です。この地点の後方にある橋にはモルゲンロートの時間帯には多くの人(ほとんど日本人)が集結します。
Wellenkuppe からの氷河が左に見えています。チナールロートホルンはこの右奥に位置しているはずです。小屋の後ろに回り込めば見えそうな感じですが、恐怖心が先走ったのでやめました。40分ほど小屋で休んだ後下り始めました。途中のトリフトアルプでの休憩を含めて約4時間後にツェルマットに戻りました。
意外なことに「オーバーカーベルホルン」も「チナールロートホルン」も見えない位置に小屋はありました。主役は「ヴェーレンクッペ」です。ゴルナーグラート側から見るとほとんど目立たない山ですが、ここでは目の前にそそり立っています。この山の向こうに「オーバーカーベルホルン」が位置します。
ジグザグの登りは意外と楽なのですが、そうでない登りには体力を強いられました。標高3000m近くなると呼吸も苦しくなります。以前にガイドから教わった「鼻から脳に空気を送り込む感覚で」を心がけました。それにしてもルートの整備状態には相変わらず脱帽します。徐々に氷河が近づいて来ました。
教会を少し過ぎたあたりから登り始めます。約40分でエーデルワイスヒュッテ、その後約1時間で画像のトリフトアルプに着きます。ここから目を凝らすとはるか遠方に目指すヒュッテを見ることができます。画像での確認は無理ですが。