この日の午前中も太陽サンサンとなりました。しかし、マッターホルンの周囲だけに雲がかかっています。西側斜面のルートを経てツムットへ行くことにしました。Hubelへのコースは10年前にも歩いています。天気は崩れそうにありません。急がずゆっくりと歩くことにしました。
午後9時、北壁が少し赤くなりました。部屋に戻ってからもビール&ビール、赤を楽しんだ後はすぐに意識を失いました。というか、この時間まで眠らなかったというのは快挙?です。明日は休養日にしよう、と考えていました。【8月10日】
滞在は荷物の整頓と食材の買出しから始まります。山の衣類は主として「モンベル」を使っています。大型ザックはICI(1987年購入)、行動ザックは「Mammut」を使っています。今回の装備は、あまり低温や悪天候対策をしませんでした。悪天候の兆しがあれば即歩行中止です。
食事については自炊が本当にローコストです。冬に比べてビール(ドイツ・コブレンツ製)は0.90CHFから0.95CHFに値上がりしていました。きょうからしばらくソーセージの夕食が続きます。
次から山の行動記録をアップします。1日1記事と決めていますので…
新型車両です。上部にも窓があるため高いところまで眺めることができます。残念ながら窓は開きません。グリンデルワルド地区のWABの車両とよく似ています。
15時過ぎにツェルマットに着きました。土曜日の午後の駅前のようすです。これから滞在が始まる人たちでにぎわっています。【8月9日】
インターラーケン行きのICEに乗りました。
Bernで乗り換えてVispへ向かいます。ブリュームスアルプホルンが見えて来るとどうしてもカメラを向けてしまいます。新トンネルの通過タイムはわずか11分、トンネルを抜けると本当にすぐVispです。
スイス国内のICには「Quiet Area」なる車両がありますが、最近はマナー低下の模様です。楽しい笑い声、携帯電話の会話…
Vispからツェルマットには新型所領が導入され始めました。電気機関車+客車は減りつつあるようです。
カマボコ型の屋根はヨーロッパの駅の象徴かもしれません。ヨーロッパに来たと実感するひとときです。ホテルはバーゼル通りに面する「Tourist」でした。1泊朝食付きで37ユーロ、通りに面する部屋は車の音がうるさいけれどまあこの値段なら許容範囲でしょう。朝食もまずまず。昨年も感じましたが、ドイツのホテルでは朝食のはずれはないのかもしれません。日程にゆとりがあればFRA経由の旅程も捨てたものではありません。
FRAインアウトで中国国際航空を使いました。燃料費込みで13万円程度です。北京での乗り継ぎ時間が往復とも比較的短いことを考えると利用価値大です。
この後のニュースで知りましたが、爆破予告騒ぎがあったとのこと。自分の便はほぼ定刻通りに北京に着きました。
中国元は¥のマークで表示されます。日本円と勘違いし覆わず「安い」と感じてしまいました。おかゆとハイネッケン2本で1600円程度でした。
飛行時間 北京まで 2時間30分 FRAまで 9時間25分