以前から指摘してきたところだけど、2025年関西万博会場に設置される高さ10メートルを超える巨大リング(回廊)にどんな意義があるのかという話です。これの建設に360億円もの巨額な国費(税金)が使われることに対して批判的な報道が増えてきているようにみえる。たしかに、単に会場の目立つデザインのためというだけなら、ちょっと無駄遣いかなという気もするでしょう。
しかし、あの人工島に展開される大規模な博覧会の開催中に、もしも南海トラフ大地震による大津波が押し寄せたらどうなるかを考えてみてください。何万人という来場者を短時間で人工島から退避させることはほぼ不可能だろうと想像できます。そのとき、逃げ遅れた人々はこの巨大回廊に上がって津波から避難することができるのです。
それだけでなく、このリングは広い万博会場全体と大阪湾の景観を見渡せる絶好の展望台になるし、さらには暑い季節の直射日光から観客を守る大きな日傘の役割もはたせるのです。万博会期が終わったあとには、市民や観光客が自転車でサイクリングを楽しむ施設として使うのも面白いかもしれませんね。
しかし、あの人工島に展開される大規模な博覧会の開催中に、もしも南海トラフ大地震による大津波が押し寄せたらどうなるかを考えてみてください。何万人という来場者を短時間で人工島から退避させることはほぼ不可能だろうと想像できます。そのとき、逃げ遅れた人々はこの巨大回廊に上がって津波から避難することができるのです。
それだけでなく、このリングは広い万博会場全体と大阪湾の景観を見渡せる絶好の展望台になるし、さらには暑い季節の直射日光から観客を守る大きな日傘の役割もはたせるのです。万博会期が終わったあとには、市民や観光客が自転車でサイクリングを楽しむ施設として使うのも面白いかもしれませんね。
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