オバマ大統領 インドネシアで演説

オバマ米大統領は１０日、インドネシアの首都ジャカルタのインドネシア大学で学生ら約２千人を前に演説し、今後もイスラム世界との関係改善に向けた取り組みを続ける考えを強調。

そのために世界最大のイスラム教徒人口を抱えながら、多宗教が共存するインドネシアにみられる「寛容の精神」と「多様性の中の統一」こそが２１世紀の世界の模範になるとして、イスラム諸国だけでなく米国など他宗教を信じる国の人々もこうした気持ちを持つ重要性を訴えた。