朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の最高指導者、金正日(キム・ジョンイル)総書記が17日朝、急死した。69歳だった。朝鮮中央テレビが19日正午、特別放送で伝えた。同時に、三男の正恩(ジョンウン)氏を中心とする体制に移ることを宣言した。だが、権力移行の展開によっては国内が混乱し、難民の流出や核兵器の行方をめぐって情勢が緊迫する可能性も排除できない。
朝鮮中央通信は19日、死因について「心臓及び、脳血管の疾病により、長期間治療を受けてきた。度重なる精神的、肉体的な過労により、急性心筋梗塞(こうそく)が発生し、心原性ショックが併せて起きた」とした。現地指導に向かう列車の中だったという。17日午前8時半に死亡、18日に病理解剖検査が行われた。
朝鮮中央通信は19日、死因について「心臓及び、脳血管の疾病により、長期間治療を受けてきた。度重なる精神的、肉体的な過労により、急性心筋梗塞(こうそく)が発生し、心原性ショックが併せて起きた」とした。現地指導に向かう列車の中だったという。17日午前8時半に死亡、18日に病理解剖検査が行われた。