自分の花を

カメラ好きによる、写真で伝える自己満足の世界。

北岳テント泊 敗退

2017年08月14日 |    南アルプス


7/27北岳登山、今回は妻と二人。
自宅を早朝に出発し、芦安に車を停めて始発の登山バスで広河原へ向かう。
久しぶりの広河原。実に4年ぶりかな。鳳凰三山以来である。
広河原からは北岳山頂はすでに雲の中に隠れていたけど6:30出発。
まずは大樺沢二俣の分岐を目指す。

今回の予定は
一日日 広河原→二俣→北岳肩ノ小屋→山頂→北岳山荘(テント泊)
二日目 山荘→北岳山頂→間ノ岳→肩ノ小屋→白根御池小屋(テント泊)
三日目 御池小屋→広河原バスターミナル。
という予定だったが・・・。





流石の北岳。と言いたくなるほど登山者は多く、
また韓国の団体も多かったな・・。





大樺沢での雪渓はとても涼しく気持ちが良い。
天然の冷蔵庫の中にいるようだ。
この日は非常に蒸し暑くて体力も消費していたので、
この雪渓の涼しさにどれだけ救われたか・・。
広河原の登山口から約3時間。大樺沢の二俣に到着。
二俣で休憩し、右俣コースへ向かう。
本来、このあたりは目の前に
北岳バットレス、雄大な山間が見えるはずだが・・。





二俣を過ぎてからはガスガスの中。
暑さとザックの重さでかなりバテバテ。
ここで景色が良ければだいぶ違うんだけどね・・。
小太郎分岐まで約3時間かけて登って、
本来はこのあたり稜線の場所。残念・・・。





ガスってなにも見えないから足元を写す。
花の百名山と言われていることもあり、
足元の花は色とりどりで綺麗だった。





北岳肩ノ小屋に到着。
広河原登山口から約7時間。時刻は13:30。
ようやくここまで着いたって感じ。
ここで休憩がてらザックを降ろす。
本来の予定では、この先このまま山頂へ向かって、その先の北岳山荘でテントの予定。
だがこの天気でこの時間、まただいぶCTよりも遅く妻の体力の消耗も大きく、
この肩ノ小屋でテント泊することに変更した。





早速、幕営の受付をしてテント場でゆっくりとビールを飲んでいると、
すこし高山病の症状が出ていた妻はテントで仮眠している。






そろそろ晩飯の準備を・・、と炊飯の準備をしていると、
少しずつ晴れてきた空。そこへどこからか「ブロッケンだよ!ブロッケン!」と
歓喜の声がしてきた。ブロッケン現象が現れ始めたらしい。
少し下がったテント場から、ブロッケン現象を楽しんでる人達。
後から光芒が出ていて神秘的だね。
ブロッケン現象を見るのは2度目だ。燕岳で実際に体験した。
だから、今度はこの角度から体験している人を見上げるのも面白い絵だ。





一瞬、ブロッケン現象で霧が晴れたけど、また真っ白になっちゃったりして
夕飯後はテントで少し仮眠をした後の9時頃。
初日はず~とガスってたけど、夜になって晴れてきていた。
天の川も見えて星がとても綺麗だった。翌日の好天に期待できそうだ。

しかしテント場がどうにも五月蠅い。
いままでこんな五月蠅いテント場は無かったね。
時期的なのか、北岳という場所柄なのか、騒ぐ奴が多すぎる。
テント場の常識が無い人達が多いこと・・ブツブツ。



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