自分の花を

カメラ好きによる、写真で伝える自己満足の世界。

南八ヶ岳テント泊#終

2019年11月18日 |     八ヶ岳
南八ヶ岳登山二日目
青年小屋を朝6時、のんびりと出発する。
小屋から約20分ほどでのろし場に到着。
前日登った編笠山、その先には南アルプスも一望できる。
北岳には冠雪があったようだ。

のろし場から北側、雲海の先には槍、穂高連峰が見えていた。



日本アルプスの一望にすっかり時間を忘れて佇んでいると
編笠山にも刻々と朝日があたり、
新しい一日の朝が始まっていた。



権現岳方面へ歩みを進めると、
北側の為、登山道が一変していた。
辺りは霜に覆われた氷の世界だ。
昨晩は氷点下まで冷え込んでいたから、ここからは注意して歩かないと・・。



ギボシ直下の岩壁にあるクサリ場を慎重に歩き、
権現小屋を越えると、八ヶ岳主峰が一望できた。
澄んだ空気に赤岳が凛々しくカッコいい!



小屋からここまで平日ということもあり
誰とも会っていないので、赤岳をバックに優雅に自撮りを楽しむ。



3年前、訪れた際に見当たらなかった山頂標識をゲット。



山頂でゆっくりと休憩したのち
テン場である青年小屋へ戻る。

編笠山頂へと続く登山道が垂直に伸びている。
あの登山道をパッキングしたザックを背にして登ると思うと
ゾッとする・・。



青年小屋へ8:40戻ってきた。
下山準備へパッキングだ。



am10時青年小屋を出発する。



編笠山へ向かう。
山頂へは昨日も登っているので
巻き道の選択肢もあったが、
ここは「今日の編笠山」として登っておいた。
しかし、やっぱり火山岩のゴロゴロした石は大きいな。
登山者が見えなくなっちゃう。



名残惜しく、最後にもう一回権現岳を振り返る。
だいぶ小屋も小さくなってきたな。



小屋から約30分、編笠山に到着。
昨日とは打って変わってとても静かな山頂だった。



山頂で少し休憩してから、
押手川へと下山する。



雲海展望台の近くでは
木々の色合いが綺麗だった。



今年は雨が多かったから、紅葉時期がだいぶ遅いね。



森が綺麗に色付いている。



編笠山から約2時間。
あっという間に第二駐車場への分岐に到着。



南八ヶ岳テント泊登山。

台風19号による登山道の被害は、予定していたテント泊計画にも大きな打撃があり
もう今期シーズンは絶望と打ちのめされていた中、
南八ヶ岳は被害が少ないとのことだったので、
のんびり登山と称して南八ヶ岳となった。
以前にはガスで真っ白に覆われた眺望、3年越しに堪能することが出来た。


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