野生生物を調査研究する会活動記録

特定非営利活動法人 野生生物を調査研究する会の会員による活動記録です。

ハシボソカラス

2018-11-20 | フィールドガイド--野鳥--
ハシボソカラス
日本で日常的に見られるカラスは、ハシブトガラスとハシボソガラスの2種。
クチバシが細く、おでこが盛り上がっていないところが、ハシブトカラスとの違い。
カラスとゴミの問題は何十年も続いている課題
とくにゴミ問題はハシブトガラス
 宝塚市では、辛味成分(カプサイシン)を含んだ「防鳥ネット」を無償で貸し出している。
今年一月西宮市では、鷹匠(たかじょう)がタカをカラスの巣を襲わせる試みを始めたとか。
豊中市ではハシブトカラスについてゴミ対策として紹介している
ハシブトガラスのエサの探し方
1.高い場所 (木・電柱など)から下を見て、 地上の食べられそうなものを探す。
2.安全を確かめたうえで、地上に降りる。 ・ごみ袋の中にある食べられそうなものを「目」で見て探します。 (においはほとんど関係ありません、視覚を頼りにエサを探します。)
3.食べ物を見つけると、口ばしを使って袋に穴を開け、好みの食べ物を探す。 ・目で探してはついばむという行為を繰り返します。 ・ここでとったエサは喉の袋に蓄えます。
4.安全な場所(高い場所など)へ移動した後ゆっくりと食べます。 ・横取りしようとするカラスがいないか用心します。 ・不要なものは地上に落とします。 (これがごみ散乱の拡大につながってしまいます。

 また、カラスは食べ物を見つけた場所をよく覚えているので、同じ場所に何度も来るようになります。 一度カラスによる散乱被害に遭うと、続けて被害に遭いやすいのはこのためです。
平成26年(2014年)6月 豊中市 環境部より
多くの市でゴミとカラスのことについて冊子が出ている。

ノジギク

2018-11-20 | フィールドガイド--植物編--
ノジギク(キク科)
九州、四国や瀬戸内海の沿岸の崖などに自生する多年草です。
この花は兵庫県の花として選ばれました。11月ごろ白い花が咲きます。(昭和29年選定)(=兵庫県のホームページ)
ところが、今年2018年になって県が公式に指定する手続きを取っていなかったことが判明。(2018/4/6 11:58神戸新聞NEXT)
2018年4月1日の県公報に「県政150周年を機に、のじぎくを兵庫県の花として確認する」となり、やっと県の花に
その昔、県の花になったことで、花の苗を学校などに配布して植えていたころがある。
県の小中学校で、まだ残っているのはどのくらいあるのだろう。