繊維街

２０１１年９月９日（金）


洋裁教室で作るための手持ちの布が無くなるので、東京は日暮里の繊維街に
新しい布を買いに行ってきた。
電車賃を払っても行くかいがある問屋街なんだ。安いし、品物が豊富だし。

棚に沢山並べられた布をあれこれ見て回るのも楽しい。
縫うのは、ダンス用のスカートとトップス。あれがいいかな～？　これがいいかな～？
グレーの地にピンクの花柄の布を候補にあげて、ちょっと他も見ていたとき、
どやどやと小母様たちが４，５人入ってきて、ウィステが目星をつけた布と
その他の布を押えて、あ～だ、こ～だと相談を始めた。
こりゃだめだと、周りをウロウロしても、いっこうに動かない。

ああ、熟女のおしゃべりが、こんなに邪魔だったなんて、・・・よ～く分かりました。

さらにウロウロしていると、小母様の一人とちょっとぶつかり、
「あら、ごめんなさい・・」
そこから、「何を作るんですか？」と、話しかけられ、「スカートとトップスを・・」
と、答えた。あちらは、老人会の買出しで、みんなで集まって、防寒用の胸元カバー
を縫うので、その布の用意に来たのだそうだ。
「こういうのよ」と、サンプルまで見せてくれた。
暖かそうではあったけれど、形は・・・ちょっと、その～、よだれかけみたいで・・。
（←ごめん・・）（＾＾；）
他の小母様たちは、その胸当てを、
「ほら、可愛い布でしょ～」「こういうの欲しいよね～」
と、にこにこと誉めあっていました。
それから、みなさん、楽しそうに、あの布とこの布を用意して・・
と、又話し合いをし出した。

ウィステはあっち、こっち、そっちとウロウロしっぱなしで、早くあの布を
返してほしいなあと様子を伺う・・。
さっさと、「ちょっとその布、かして～」って言ってしまえば良かったのに、
無駄に遠慮深くなってしまったよ・・。
やっと、小母様たちは、どの布を買うか決め、レジに行った。
レジで布を切ってもらうんだ。その布のロールを店員さんが棚に戻して、ようやく
ウィステももう一度布を手に出来た。
よし、これだわ。（＾＾）

ウィステもその布を切ってもらいました。
さあ、これで、新しいダンスのスカートを縫うよ♪
どこかの老人会のおじいさん、おばあさんの胸当てとお揃いでね。（＾＾）