ちぎり絵教室

２０１２年２月２１日（火）

友人のちぎり絵の先生Ｙさんに、お雛様のちぎり絵を習ってきた。
友人のＫさん宅に集まって習う予定が、都合が悪くなり、Ｙさんの
ちぎり絵教室が開かれている市の文化センターで、クラスの生徒さんに
混じって、作らせてもらった。
もちろん、入門用のセット。
周りの生徒さんたちは、お花や景色や野菜といった大作を作っている。
Ｙさんも、「右はぎ」「左はぎ」と、作り方を教えている。
和紙のはぎ方の話らしい。

ウィステもセットを開け、Ｙさんの指示に従って、綺麗な色紙を切り出した。
製図は本当はしないらしいけれど、体験用だからと、Ｙさんが書いてくれた
ので、その線をなぞって切っていった。
ところが、その鉛筆の線の内側を切るか、外側を切るか・・と、すごく
細かいんだ。鉛筆の幅なんて１ｍｍも無い。でも、その積み重ねで、
微妙に違いが広がっていく・・・ということが、だんだん丸っこくなる
ウィステのお雛様を見ていて分かったよ・・。（＾＾；）

千切る場所も指定されているんだけれど、これが、素直に千切れてくれない。
ぎゅぎゅっと千切ってみると、線に関係なく千切れてしまう・・。
よれよれっとなった着物の裾は・・・気にしない・・。
はぎ方で味が出るとかのレベルじゃない・・。

そして、人形は顔が命・・細い目、細い口、ちょんちょんとした丸い眉・・
もちろん、作れないよ。そこは、ちぎり絵協会側も分かっていて、体験者
キットでは、お顔は先に描いてある。ほっ・・。（＾＾）
だけど、お内裏様の冠の紐、こんな細いもの、どうしたら良いの～と、
先生にＳＯＳ。紐は先生が切り出してくれ、絵に貼ってくれました。
お助け、ありがたい～♪
こうして、１時間ちょっとで、可愛いお内裏様とお雛様の色紙が出来ました。（＾＾）
Ｋさんは、完成できずに、残りは家で作るそう・・。

帰りにハハのところに寄って、
「誰か、分かる～？」と、聞いたら、
「誰だっけ・・・」
「じゃあ、おばあちゃん、お名前は・・？」と、聞くと、
「おばあちゃんって、誰・・？」
どうも、調子が悪そうだ。
「おねえちゃんだよ～」
と言うと、うんと肯くので、
「おねえちゃんって、誰～？」と、聞いたら、
「わたしのむ・・・」って。きっと、「むすめ」って言いかけたんだな。
「おばあちゃん、お名前は、ハハさんだよ。じゃあ、お名前は？」
「ハハさん」
よし、よし頭が働きだしたようだね。
そこで、作ってきたお雛様の色紙を見せたら、
「可愛いね」
と、にっこりしてくれたよ。（＾＾）

家に戻って、玄関にお雛様の色紙を飾った。
それから、Ｋさん宅に持っていくつもりだったアーモンドのお菓子を
ぽりぽり食べてしまった。美味しい＞＞カロリーさ・・。（＾＾；）