ほんわか亭日記

ダンスとエッセイが好きな主婦のおしゃべり横町です♪

減災セミナー

2012-10-30 | 日記
2012年10月30日(火)

今日は、友達に誘われて、生協の減災セミナーに行ってきた。
20名ほどが生協の会議室に集まって、講師は、元生協職員で、
内閣府防災ボランティア検討会メンバーの水島重光氏。
水島さんは、神戸生協時代に、阪神淡路大震災に被災されて、生協を
あげてその後の対応に取り組んだり、新潟の中越地震のボランティア、
さらに、今回の東日本大震災でいちはやく現地入りして、救援活動を
なさったそうで、体験を柔らかい関西弁で、いろいろと話してくださった。

映像で見る津波の怖さ、資料から東海、東南海、南海三連動地震の予測、
その時、火力発電所や製油所がやられる怖さ・・・「怖い話をしますよ」という通り。
う~ん、怖くなる・・・。

水島さんの経験したお話も興味深かった・・。
阪神淡路大震災では、生協の男性職員に、出勤後1時間、ご近所のお年寄りのお宅の
水運びをさせたり・・。行政がマヒしているので、近隣の生存者の確認を生協の
配達員でやったり。水島さんの奥さんが毎朝150個のおにぎりを握ってくれたのだ
そうだが、3日で手にやけどをしてしまい、個人ではダメだと、女子職員を班分けして、
水島氏宅に一泊、お風呂と引き換えに、朝、おにぎりを握ってもらったとか。(^^)
あるいは、ご遺体の収容、安置まで生協で行ったところ、弔いのお花が千葉の組合から
トラックで送られてきたとか・・。
生協の繋がり、すごい、生協に入っていて良かった・・・。

今回も、西日本の生協からの物資輸送の手配は勿論、300体ほどの被災地のご遺体を
千葉で火葬するコーディネイトをしたそうだけれど、政教分離にかかって、お経を火葬場の
敷地内で出来ないとか、いろいろ難しいこともあったそう・・・!
それでも、参列者を募り、みなさん、献花を持って参列してくださったそうで、
お棺にひとつひとつ奉げることができたそうです。

そして、災害時の三大原則、
身を守る=自助・・・箪笥は、天井との空間を詰めると倒れない。ダンボールを置くのも良いそう。
生き抜く=自助、共助・・・水、ときどき新しいのと交換しなくちゃ。
助け合う=自助、共助、公助・・・役員終わってから、防災訓練もさぼってしまった・・。
と、東日本大震災から1年半、気が緩んだ頃に、大事なお話でした・・。(^^)

講演が終わって立ち上がったら、隣りの友人のお連れの方から、
「ああ、ウィステさんでしたか。以前の防犯パトロールのとき、主人がお世話に
なりまして・・」と。
はて・・??
年度前半の防犯パトロールに行ってくると、ご主人が、
「ウィステさんが、こんな話をしていた。あんな話をしていたと、噂を・・」
あ・・・。おしゃべりしながらのパトロールだったけれど、何をしゃべったか、
もう思い出せない・・。(^^;)
ちょっと冷や汗ものだったけれど、「災害時に自治会はとてもとても大事」
というお話を聞いたばかりだから・・、自治会繋がりがここにもあったと
いうことにして、「あら、まあ」と、ご挨拶しました。




コメント
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