ほんわか亭日記

ダンスとエッセイが好きな主婦のおしゃべり横町です♪

おじいさんの小説

2014-07-04 | 日記
2014年7月4日(金)

遠縁のおじいさんから大きな封筒が届いた。
中には、手紙と、原稿用紙。
おじいさんは、ウィステのチチのはとこなんだ。
つまり、ソフ同士が従兄弟で、田舎から東京に出てきて、仲良くしていたんだそう。
そこで、おじいさんは、ウィステのチチ、ハハに年賀状を下さっていて、
ウィステがお礼の葉書をだしたりしていて、だんだんウィステ宛にお手紙を
送ってきてくれるようになったんだ。

おじいさんは、70代半ば。14年前に脳梗塞で倒れ、以来、デイケア通いを
楽しみに過ごしていらっしゃる。(おじいさんと言うのは、手紙での様子でも、元気な70代半ばの方よりは、
ずっと老けている感じなんだ・・)
それにしても、この原稿は・・・?
なんと、おじいさんは、最近、小説を書くようになって、そのコピーだそう。
おじいさんは、介護施設の20代の職員さんに、恋をしたのだそう・・・!
きっとまぶしかったんでしょうね・・。
そうしたら、突然、小説が書けるようになったのだとか。
おじいさんは、その方に、
「あなたに片思いをしたおかげで、小説を書けるようになりました」と
言って、月一回、小説をケアマネさんに見せているそうで、そのケアマネさんは
コピーを取って、施設の職員さんに回覧しているそうです。

う~む、恋って偉大だ・・・。
1作品、原稿用紙で40枚くらいある。
手書きだと、・・・読むのが大変だ。(^^;)
でも、おじいちゃんの気持ちがあるから、読まなくちゃと読んでいる。
(←ウィステがいつもエッセイ誌を送っている友人たち、すみません・・・)(^^;)

小説は若い女性がお見合いをして・・という話で、ケイタイなんかが出てくるわりには、
会話が、昭和って感じなんだ。
おじいさん、自分の若い頃を思い出しているのかな・・?

「プロにはならないって」書いてあるところが、・・ちょっとという感じなんだけれど、
それでも、筋はあるし、・・・面白いかと言われれば、その昭和って感じが
え~っと・・・ってところだけれど、でも、これが5作品・・・!
なんか、ウィステの家系って、書くのがすきなんだなあと、しみじみ・・。

倒れられた方がこういう創作を始めたって、職員の方たちには、励みになっているんじゃ
ないかな・・。
むしろ、今のデイケアの生活を書いたほうが、素材としては良いとおもうけれどなあ・・。
と、いろいろと言ったけれど、ウィステも、最後まで読ませてもらいます。
がんばれ、遠縁のおじいさん・・。
コメント
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