笹井宏之「ひとさらい」たくさんのいとこ 2012-09-11 05:51:52 | クンストカンマー(美術収集室)短歌 胃のなかでくだもの死んでしまったら、人ってときに墓なんですね 作者にとってくだものは胃の中で消化された時点で死ぬという認識だ。つまり存在が消えてしまう時点だ。そしてえびやくだものの死に場所として人がいる。われわれは墓なのだ。