ぶらつくらずべりい

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短歌人4月号「冬の日」川島眸、同人1

2012-04-10 04:54:37 | 短歌人誌より
朝焼けに空動くとき腹筋の麗しひとりの男を思うよ

朝焼けの空に動くのは雲だろう。鱗雲ではないか。その形から腹筋を感じ、腹筋の麗しひとりの男を思う。この一首、朝焼けに爽やかなエロスを感じた。この男は過去の人だ。だから「ひとりの男」という思い方であり、回想だから爽やかなのだ。

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