仕上げましょう!!
まず座板を一枚
座板の手前になる木場に木口から72mmの所に印を付け、座脚の先と座受の先の斜め切りした角が合わさっている部分に、座板の手前側の木場面を合わせ、座脚の外側の面に72mmで付けた印を合わせて、取敢えずスリムビス一本だけ打って仮止めしておきます。(出来るだけ座受の木場のセンターに合わせ、座板の木場から20mm位の位置で)
組立てた骨組みは三基有るので、両外の骨組みに対して同様にして座板を仮止めしてから中央の骨組みを止めてやると比較的に楽に作業できますが、中央の骨組はこの時は止めずに置いておきます。
続いて一番奥の座板を仮止めします。図面上は今止めた二番目の座板から四番目の座板までの隙間は、99mmなのですが面倒なので100mm(いい加減な!)で座受の木場面に印を付けて、座板には木口から91mmの所で木場面に印を付けておきます。
それで100mmの印に座板の手前側の木場面を合わせ、91mmの印に座受の外側の面を合わせて、これもスリムビス一本で仮止めします。で骨組み二基と、座板二枚を取付けた処で座板と骨組みの直角(カネテ)が
出ているかを差金を当てて確認調整します。この時、座板を止めたスリムビスの位置が座板に対しても、
座受に対しても平行直角な四角形を描くように止められていれば、一ヶ所直角が出ていれば他も全部直角に
なるって・・・理屈ですが・・・・そんなに上手くはいきませんから、地道に四ヶ所確認して調整出来たら、
更にビスを打って完全に固定してください。その後で、中央の骨組みを座板の中央に合わせて固定します。
ここまで出来たら後は早い・・・はず・・・?
二枚の座板の間に目地を均等に取って、木口の出を揃えて座板をビス止めして、更に一番前の座板を
二枚目の座板から≒5mmの目地を取って同様にビス止めします。スリムビスの長さは、40mm位で良いと思います。
これで座板は完了、続いて背板です。
背板は、一番下の部分から止めます。
背脚の加工図に書いているように、背脚の折れ曲がった部分から上へ82.5mmの所に印を付け、
背板には木口から91mmの所に印を付けてから座板の時と同様に位置決めして
まずはビス一本で仮止めします。
各骨組みに対して仮止めしたら、骨組みの上の端の間隔と部材の垂直を測ってみてください。
部材が傾いていたり、間隔が大きく違っていたらこの時点で修正して置いて下さい。
上手く修正出来たら更にビスを打って固定してから次の背板を固定していきます。
目地に4mm~5mm位のベニヤ板の切れ端を挟んで、木口の出を揃えて順に上へ止めていくと楽です。
背板が全部止まったら最後に苦労して作った脚繋を止めてやりますが、これも一ヶ所につき二本のスリムビスを打ちたいのですが、加工の時にも触れたように材料の幅が少し小さくなる可能性が有ります。
となると、ビスを打つスペースが狭くなって材料が割れてしまう可能性が大きくなるので、これは必ず下穴を開けておいてからビス止めしてください。
こんな感じの
こんな感じで
完成です。 やれやれ
人が見てチャンと解るように書けてますかね?? 宜しくm(__)m