ドキドキの1日が終わった。
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永沢光雄の
「AV女優」
を読んだ。
んで、感想を書く前に、僕はAVをたまに見たりするが、AV女優やキャバ嬢などの風俗嬢を基本的に軽蔑している。「お父さんの会社が倒産して借金が…」なんていう事情があれば同情の余地ありだが、遊ぶ金が欲しいからなんていうのはバツ。
いま最も売れているという噂の
蒼井そらがブログを書いていて「私の文章は便所の落書きじゃないんで…」というコメントを書いて、閲覧者がメッセージを書き込むのを禁止した。楽な仕事とは思わないけど、彼女たちが得ている大金の中には、世間から蔑んで見られる分も含まれていると思う。
彼女たちは疎まれて上等。尊敬されたり憧れの対象には絶対になるべきじゃない。だから僕は飯島愛が嫌いだし「愛ちゃんみたいに有名になりたい~」なんて言う発言を聞くと反吐が出る。理由はない。嫌なものは嫌。それだけ。というのが「AV女優」を読む前に僕の考え。
「AV女優」は90年代に活躍していた42人のAV女優のインタビューで構成されている。基本的に、彼女たちがAV女優をやるきっかけや生い立ち、初体験、今後についてが書かれている。AV女優になる子は家庭に問題があると思っていたがそうでもないらしい。確かに酒乱の父や、義父に犯された人、両親の借金を背負った子などが出てくるが、いわゆるお嬢様だったり、バカだったり、精神を患っている人なども「スカウトされたから~」なんつってAVをやっている。
もう何がなんだか分からない。借金があるわけでもない、遊ぶ金にも困っていない、結構まともな考えを持っていたりする。羞恥心はないの?なんて思うし、AV女優やっておきながら普通の人と結婚したいなんて言っている女もいる。アホかっちゅうの。結婚した普通の人が可哀想だし、AVに出てたことがバレないかビクビクしないの?なんて思うしで、もうワケワカラン。
とりあえず読み終えて思ったのは、やっぱ俺は身体を売る商売をしている女性を軽蔑する。頭で考えたけど、なんで軽蔑するのかは分からなかった。ただ俺の心がイヤだと言っている。まぁ場合によりけりなんだけどね。